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★ジオジオからのメッセージ
           



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253 号

11月ともなると、もうクリスマスにお正月と気ぜわしい毎日です。 11月のブッククラブの配本にクリスマス、お正月のおすすめ商品の案内を同封いたしましたので、ご覧の上、ご注文をお待ちしております。 季節商品は数量が限られていたり、期間内に再入荷しにくかったりというものもありますので、お早い目のご注文をよろしくお願い致します。

清水真砂子さんの本が2冊出ました。

「『ゲド戦記』の世界」(504円)
今年6月、7月に行われた講演を再構成し、加筆したもので、60ページの小冊子です。小冊子とはいえ
1.「ゲド戦記」との出合い
2.言葉探しの30年
3.意味からこぼれ落ちるもの
4.ル=グウィンとともに
の4部構成で、清水真砂子さんが「ゲド戦記」と関わってきた30年間を語っています。
「ゲド戦記」を読まれた方もあらためて、 読んでいる途中のかたも、まだ読まれていない方もこの物語の豊かな世界を知るてがかりになることと思います。 また最後に「ゲド戦記」の映画化についても少しふれられています。「私は黙って待ちたい、若い人たちの挑戦をじっと見守りたいと思っています。」
こういうまなざしに私達も救われてきたのだと思います。「ゲド戦記」のなかのテナーを感じます。



「そして、ねずみ女房は星を見た」(1,995円)
もう1冊は「エッセイ」と銘打っていますが、13冊の子どもの本を取り上げた評論とも言えるものです。
清水さんの評論と言えば「子どもの本の現在」「子どもの本のまなざし」など、代表される作家論・作品論が知られています。
この本は自らの人生、生き方と重ねながら子どもの本(というより子どもの文学)を語っている、そこが「エッセイ」と言えるのかもしれません。
タイトルは3冊目に取り上げた「ねずみ女房」−はるかなるものへの憧れ−からつけられています。
すぐれた児童文学がこんなにも大人を元気づけ、ささえてくれるかということに、あらためてこの世界にかかわっている幸せを感じます。 ぜひお読みください。おすすめです。






「九条の会」をご存じの方は多いと思います。2年ちょっと前に、大江健三郎、小田実、澤地久枝等9名の方々が憲法九条を守ろうというアピールを発表しました。 それに呼応するように、各地に、職場に「九条の会」が出来て、現在では5千とも6千とも言われる数になっています。

11月2日には加古川市民会館大ホールで二市二町の九条の会が「輝け九条!憲法制定60周年のつどい」という集会を持ちました。
ゲストは俳優、演出家である米倉斉加年さん。また、自らは「絵師」と名乗って、絵本も何冊か出していらっしゃいます。 中でも「おとなになれなかった弟たちに」は戦争中に栄養失調で弟を亡くすという実体験に基づいて描かれた本で、当日も最後にこの絵本を朗読されました。

また、11月3日には神戸ポートアイランドのワールド記念ホールで「はばたけ!九条の心」というイベントがありました。 九条の会の呼びかけ人の一人、澤地久枝さんと、わかりやすく憲法、法律を説く、伊藤真さんをメインゲストに、歌、ダンス、コント(ザ・ニュースペーパー、相当過激でした)等、 5時間の大イベントでした。
加古川では約1000人、神戸は約8000人、広島でも7000人を集めるイベントが催されたそうです。
憲法だけでなく、教育基本法も変えられようとしています。次の世代に何を伝えていくか、大きな問いかけがされています。



ブックランド紙上で紹介した本をご希望の方は、配本に追加する、あるいは配本に入れる、という形でご注文くだされば、翌月、翌々月にはお送りできます。 不明の点は、TEL、FAX、Eメールでお問い合わせください。



 えぐさもとはる   2006.11




今月の新刊より


こぐま社

「なーらんだ」
三浦太郎 作
バラバラのありさんが、ページをめくると一列にならんでいます。 クレヨン、自動車、洗濯物...みんなきれいに並びます。前作「くっついた」同様にシンプルで楽しめる赤ちゃん絵本。
(840円)



福音館
「おでかけばいばいのほん」 全3冊
はせがわせつこ・文 
やぎゅうげんいちろう・絵 
1才くらいから。プレゼントにもピッタリ!です。 

・「おでかけばいばい」
こどもたちが背中におんぶされておでかけです。ページをめくると後ろ姿。
子どもたちがこちらを見てばいばいしています。 

・「くらいくらい」
シルエットのどうぶつあてです。次ページで種明かしです。暗い、明るいの画面が交互に出てきて、
視覚的なリズムも楽しめます。 

・「めんめんばあ」
いないいないばああそび。目にポイントをおいて描かれています。 

(各840円 3冊ケース入り2,520円)



絵本館

「いいから いいから」
人気絶頂!長谷川義史さんの新刊。
かみなり親子が落ちてきた。でも、何事にも動じないおじいちゃんは、 「いいから、いいから」とかみなりさんを大接待。 お風呂をどうぞ、ビールはいかが、さすがのかみなりさんもあせっています。 長谷川義史さんならではの不思議な、温かい世界が描かれています。
(3,4才〜  1,260円)


ポプラ社

「ぼくにもそのあいをください」
宮西達也 作
世の中、力のあるものが勝ち、と信じていたティラノサウルスですが、年をとって力はなくなり小さな恐竜にもばかにされる始末。
そんなとき、トリケラトプスの子どもたちに出合った。ティラノサウルスがトリケラトプスに伝えたものは...。
(4,5才〜 1,260円)


評論社

「孤島のドラゴン」
レベッカ・ラップ 作
鏡哲生 訳
  母が執筆に専念するため、沖の孤島に一軒だけ建つ、おばさんの家をひと夏だけ借りることになった。 ハナ、ザガリー、サラ・エミリーの三人きょうだいは、おばさんのすすめで「ドレイクの丘」と呼ばれる岩山探検に出かけた。
そして、そこで出合ったのは三つの頭を持つドラゴン、ファフニエルであった。各々の頭が記憶している話を始めると、洞窟がその世界に変わり、子どもたちもその世界にいた。
物語の中の物語、重層的な構成が物語のおもしろさを引き立てています。1冊で4冊分が楽しめます。
小学校高学年〜 1,470円

●龍、ドラゴンをテーマにした本が次々に出ています。近いうちに特集してみたいと思います。



偕成社

「シリーズ 森の写真動物記」 中央アルプスを舞台に、動物カメラマンの第一人者宮崎学さんがとらえた野生動物たちの姿。
@「けもの道」
A「水場」
躍動的な一瞬の姿が印象的。
(各1,200円)



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