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★ジオジオからのメッセージ
           



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249 号

今年の梅雨は短期間にまとめて降るようなタイプなのでしょうか。じとじとと長雨が続くという感じではありません。
今から40年程前、7月頃だったと思います。神戸を豪雨がおそい大きな被害が出ました。 大学生だったオヤジは神戸を離れていましたが、雨のやんだ後に帰ってきて、風景が変わってしまっているのに驚きました。
激しい雨にあうと、いつもこの時のことを思い出します。


「おならうた」絵本館(1,260円)
谷川俊太郎さんの「おならうた」(「わらべうた」に収録)が絵本になりました。イラストは飯野和好さん。

いもくって ぶ くりくって ぼ あるいて  び...

声に出して読む。声を出して笑う。そして、本当におならが出たときに、あなたの「おならうた」を作ってみるのもたのしい。 谷川さんと飯野さんの2つの世界が融合して、おもしろい絵本ができました。


飯野さんは「あるのかな」(1,155円)という詩のイラストも手がけています。詩は織田道代さん。

パイナップルにおっぱいあるのかな オオカミにかみのけあるのかな 等々、

こちらも楽しい言葉遊びです。飯野さんのイラストは単なる「さし絵」ではなく、言葉では表せない「ドラマ」があるように思います。 小さな子どもたちから大人まで、根強い人気の秘密はこれかも知れません。


「アブアアとアブブブ」(1,680円)
昨年お亡くなりになった長新太さんの新しい絵本はもう見ることが出来ません。 長く品切・絶版となっている本が復刊されるのを待つばかりです。で、復刊の朗報です。

1976年の作品。アブアアとアブブブはアブのきょうだい、くるくると巻いた大きな紙を持って飛んでいます。そしてだれかさんの顔の前でパラリと広げます。 だれかさんの正体は次のページで明かされます。なぜこんなことをするかというと「スーッ」とするからですって。まさに長新太ワールドです。



最近、子どもたちに本を読んでやると、「ありえへーん」(ありえない)という反応をする子がいます。
特に長新太さんの絵本は「ありえへーん」が多いと思います。

巨大なキャベツの鯨が空に浮かんだり   「キャベツくん」1,365円

大男がシンクロナイズドスイミングをしたり   「つきよのかいじゅう」1,427円)

ありえません。


しかし、こういう声を聞いて、長さんは、ニンマリしながら、「ありえないことを描いたのだよ」と、どこかで言っているような気がします。
長新太ワールド、一度とりこになったら、もう逃げられません


 えぐさもとはる   2006.7




今月の新刊より


小学館
シーマくんとペギーちゃんシリーズ  2冊同時刊行。
エミール・ジャドゥール 作   石津ちひろ 訳
ちょっとあまえんぼうのシーマくんとちょっとおしゃまなペギーちゃんは大のなかよし。
●「ペギーちゃんのたんじょうび」    シーマくんのカバンの中身をいろいろ想像するペギーちゃんです。でもカバンの中からでてきたのは小さな箱。
●「はらぺこシーマくん」    おなかぺこぺこのシーマくんにいろいろ食べ物をサービスするペギーちゃんですが、シーマくん食べすぎ!
( 各1,050円 2,3才〜)


偕成社
「みんながいこつ」
たなかひろこ 作
たなかやすお 絵 
公園に一人、二人...集まってきた子どもたち、みんながいこつ。
でんんしゃごっこにすべりだい、けんかもするし、アイスクリームをなめて一休み。
家に帰る時刻になり、服を着るといつもの子どもたち。「がいこつ」に命を吹き込んだ、イメージ一新の絵本。
(1,050円 3,4才〜)


評論社

「じてんしゃにのるアヒルくん」
デイビッド・シャノン 作
小川仁央 訳
ある日、農場のはずれで自転車を見つけたアヒルくん。試しに乗ると、とても楽しい。
他の動物たちにあいさつしながら得意満面。
他の動物たちは、あきれたり、うらやましがったり、無視したり...。
ところがラストに大ドンデン返しが...。そしてさらに、もうひとひねり...。
「だめよ デイビッド」のデイビッド・シャノンの新作。とてもできの良い絵本です。
(1,365円 4,5才〜)


福音館書店

「りんご−津軽 りんご園の1年間−」
叶内拓哉 作
青森県弘前市、岩木山を望む津軽平野は日本一のりんご産地。
ここに働く人々を中心に、仕事、季節の移り変わりを写真でつづるルポルタージュ。
著者は野鳥カメラマンだそうですが、10年かけてこの本を完成させました。
(1,785円 小学校低学年〜)


小峰書店

「実物大 恐竜図鑑」
デヴィッド・ベルゲン 作
藤田千枝 訳
恐竜を実物大に描く、というのは無理でも体の一部、目、爪、卵...等々を実物大に描いた力作。
また恐竜=大きいちうイメージが先行しているけど、小型の恐竜もたくさん見つかっています。
折りたたみページを使って、恐竜の大きさを体感できる工夫がしてあります。恐竜ファンにおすすめです。
(1,890円)


理論社
「幽霊派遣会社」
エヴァ・イボットソン 作
三辺律子 訳
派遣会社の手違いに、詐欺師一味、幽霊たちの過去が絡んで意外な展開に...。
読む楽しさ満載のゴーストストーリー。
(1,470円 小学校高学年〜)


あかね書房

「天狗童子ー本朝奇談」
佐藤さとる 作
村上 豊 絵
時は戦国の相模国、伊豆国。
山番の与平じいさんと数奇な運命の下に生まれたカラス天狗・九郎丸の心の絆をテーマにした冒険時代ファンタジー。
佐藤さとるさんが1973〜4年に同人誌に発表した作品に加筆したものです。
(1,680円 小学校中・高学年〜)


理論社

大江戸妖怪かわら版「異界から落ちくる者あり」(上)(下)
香月日輪 作
ここはあらゆる妖怪、物の怪が住む魔都・大江戸。
そこでたった一人の人間はかわら版屋の少年、雀。
妖怪たちもここでは江戸っ子。江戸人情をたっぷり盛り込んでの痛快大江戸ファンタジー。
雀の身上話は下巻でたっぷりと。 (各1,050円 中学生〜)



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