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高槻学校飼育動物研究会
豊かな子供の心を育てるための動物飼育を考える獣医師の会

学校飼育動物が子供たちに与えるもの
 私たちは日々の診療の中で、「小学校のウサギが増えすぎて次々に死に、悲惨な状態にあって子供たちが心を痛めている。」と言う話をこのごろ良く耳にします。
 高槻市内の小学校でも、ほとんどの飼育舎が土の床で、ウサギたちが大変気の毒な状態にあることが判りました。
 すなわち、オスメス一緒に飼われているウサギたちは、土中に穴を掘ってどんどん繁殖し、あっという間に数を増やしてしまいます。その結果住環境が悪化して仔ウサギが生まれては次々と死んだり、オス同士の喧嘩で酷い怪我をしたりします。
 学校の先生方も、この状態を困ったことと考えてはおられるものの、予算の関係や忙しさから実際に何をどうすべきなのか解決策を持っておられないのが現状のようです。
 しかし、動物好きの子供たちは、このような状況に傷つき、大人を恨み、また動物に関心のない子供たちも、動物とはこの程度に扱えばよいものだと考えてしまうかも知れません。
 これでは、子供の教育のためにと用意されたはずの動物飼育が、かえって子供たちの心を傷つける結果にもなりかねません。

 動物が餌を食べないなど必要な時には、すぐに動物を病院にかけて、心配する子供の心を安堵させ、物言えぬ小さな存在にも気を配る「優しさ」を子供たちに伝える事が、私たち大人の役目ではないでしょうか。
 今、全国の獣医師会が、小学校に獣医師が寄り添い、飼育に関わる先生方のご負担を軽くし、次代を担う子供たちの心を愛情深く育てる支援を進めています。
この会の成り立ち
 そこで、私たちは地域の獣医師として、なぜ今子供たちにとって学校飼育動物が必要なのかを考え、先生と子供たちが「可愛い」と思いながら楽しんで動物たちと触れ合い、様々な発見や感動を共有出来る、ゆとりある動物飼育法を学校で実現できるようにお手伝いをしていきたいと考えています。
すなわち、

・電話やファクス、メールでの日常の飼育相談。
・傷病動物の診療。
・学校への交流訪問

これらの活動を通じて、子供たちと動物たちとの健やかな触れ合いから、豊かな心を育てて命への理解と生きることの力を養うなど、良い影響のあることを願っております。

Email takatsuki*vet.ne.jp(*→@)

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