27.死者の日 (11/02/02)
’死の日’とも言って、11月1日、2日はメキシコのお盆である。 親戚で集まって、みんなで墓参りとか、飲んだり食べたりをするらしい。笑っちゃうぐらい日本チックである。 ところで、このサンディエゴの辺りは昔メキシコだったところで、オールドタウンへ行けば、こんな風に祭壇が作ってあって、亡くなった人が祀られている(のだと思う)。 |
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おもしろいのは、なぜかハロウィンと日が近いところ。 もともと、この死者の日は南米から伝来した儀式なんだそうで、ハロウィンとは縁もゆかりもない(笑)でも、ハロウィンと同じく、お盆風。 祭壇には、カトリックの国メキシコらしく、十字架をメインに花やろうそく等が飾られているのだけど、変わっていることに、どの祭壇にもガイコツの人形が置いてある。 それも、結婚式の花嫁花婿の衣装を着ている。 意味はよく分からない・・・。 |
お参りするための花? 前には見かけたことのない、紙の造花がてんこもりになっていた。 |
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ガイコツの頭が、売られていた。 砂糖でできていると言う話をどこかで聞いたけど、どうなのかな〜。 見た目はそれっぽかったけど・・ 強烈なピンクや水色や金色で塗られていて、砂糖でできていても、もう食べられないだろうな(笑) 左にちらりと見えるおばちゃんが、1つ1つ手作業で塗っていた。 テーブルの後ろ半分に乗っている大きいので5ドルぐらい。手前の親指よりちょっと大きいサイズで2ドル。 意外に高いので、見てるだけ。 縁起物なんだろうな〜 |
中庭に舞台がしつらえてあって、いつもはこのあたりでフォルクローレを演奏したりしているのだけど、この日はメキシカンダンスの舞台があった。 やっぱり、スペイン支配が長かっただけあって、メキシコのダンスなんだけど、どこかスペインのフラメンコ風。セパテアード(足拍子)とか。 でも、音楽が悲しげなギターでなく、底抜けに明るいサルサなので、あ〜メキシコだ、という感じである。 メキシコ・・・ティファナはすぐそこだし、行ってみたいんだけど、メキシコ人が「ティファナは危ない。」と言うぐらいだから、よほど危ないんだろうな・・(^^; ダンサーの女の人が、結構おばちゃんだったので、トムはがっくりしていた(笑) |
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