| ● 番組を作ろう! |
短期間ですが、コミュニティ放送で番組を担当した自分が経験した事を紹介する事で番組制作にも興味を持っていただければと思います。 |
| ■パーソナリティーになろう! |
●まずは滑舌を勉強しましょう!
機会に恵まれるかはともかく、まずは基本的な活舌(発声練習・その他)練習が必要です。自信を持って自分の言いたい事・伝えたい事を表現するためにも基礎的な練習は必要です。
| *他のページでも取り上げましたが、NHKのベテランアナウンサーでさえ日々の練習を欠かさないと言います。市民パーソナリティーは別に職業を持ったりして声の仕事一本で生活するプロは有りませんが、同じ土俵に立つ事には違いないのです。 |
*この欄では「アナウンス講習」で教えていただいた事を中心に、自分で感じた事などを紹介しています。
◆調音の練習(滑舌法)
明確度のある・正確な発音のために調音の練習を充分にしましょう。
| ア | 青は藍より出でて藍より青し、赤穂の城と安芸の宮島、明日の朝はあすの朝ともあしたの朝とも読める。 |
| イ | 威勢のいい医者が椅子にもかけず忙しく動き廻る。 |
| ウ | 兎は臼のかげから牛小屋を抜けて逃げ失せた。 |
| エ | 絵姿になる江差追分の踊りを絵師はさがしている。 |
| オ | 桶を置き忘れて奥でお内儀さんにおこられた。 |
| カ行 | 貨物船の旅客は貨物と一緒で旅客運賃が安い。 |
| ガ行 | 崖の上の学生がガラス戸をガンガン叩いてガリガリ先生にガミガミがなられた。 |
| サ行 | 佐賀の佐々木三郎さんと佐渡の佐々佐吉さんが去る日酒場で皿の鯖を肴に酒をさしつさされつしていたとさる人がささやいた。 |
| タ行 | 大変達者な足袋屋さん、太鼓の代わりにたらいをたんたん叩いて啖呵を切った。 |
(以下追記予定)
◆変則五十音表
| ア エ イ ウ エ オ ア オ | ガ ゲ ギ グ ゲ ゴ ガ ゴ | |
| カ ケ キ ク ケ コ カ コ | カ゚ ケ゚ キ゚ ク゚ ケ゚ コ゚ カ゚ コ゚ | |
| サ セ シ ス セ ソ サ ソ | ザ ゼ ジ ズ ゼ ゾ ザ ゾ | |
| タ テ チ ツ テ ト タ ト | ダ デ ヂ ヅ デ ド ダ ド | |
| ナ ネ ニ ヌ ネ ノ ナ ノ | バ ベ ビ ブ ベ ボ バ ボ | |
| ハ ヘ ヒ フ ヘ ホ ハ ホ | パ ペ ピ プ ペ ポ パ ポ | |
| マ メ ミ ム メ モ マ モ | ||
| ヤ エ イ ユ エ ヨ ヤ ヨ | ||
| ラ レ リ ル レ ロ ラ ロ | ||
| ワ エ イ ウ エ オ ワ オ |
※「カ゚」など鼻濁音は極端に表現すると「んが」と読む。
「私が」、「七五調」のように語中や語尾にガ行が来た時に原則的に鼻濁音となる。
◆外郎売…滑舌の練習の基本的練習の課題とされる「ういろううり」。
*アナウンサーや放送専門学校、声優などの間でスタンダードな練習の課題とされています。限られたニーズのため、なかなかCDなどの音源としては手に入りにくい物。
| 拙者親方と申すは、御立合いの中に、御存じのお方もござりましょうが、お江戸を立って二十里上方、相州小田原一色町をお過ぎなされて、青物町を登りへおいでなさるれば、欄干橋虎屋十衛門、只今は剃髪致して、円斉と名のりまする。…。 |
※続きはgoogleなどの検索エンジンで「ういろう売り」を検索すると結構出てくるのでそちらを参考にしてください。早口言葉とか劇団のHPにありました。
●実践テクニック
・イントネーション=抑揚(よくよう)/基本は心でしゃべる事 意味…音の高低・強弱・緩急など
| 例 「水をください」喫茶店の場合or砂漠の場合 ※同じ言葉でも違った意味になる/感情表現が豊かになる |
・プロミネンス(目立たせる・際立たせるの意)/文意が変わる重要技術
| 例 「僕は この本が 好きです」/「私は 学校へ 行きます」 ※強調する部位によって文意が変わる |
・ポーズ=間(ま)/沈黙のシグナル 息を吸う場所でもある/プロミネンスと密接に関係
A.
意味を正しく伝えるため |
・チェンジオブペース(調子の変化)/中身を伝えるプロの技術
文章は複数のセンテンスの集合体である。各センテンスの一番最初の音をどう扱うかによって、調子に変化をつける事が出来る。音楽のようなリズムを。
●色々な声の仕事
現在は局アナに限らず、イベントや結婚式場の司会・その他フリーの仕事や、もちろん市民パーソナリティーのようなボランティアでの放送参加など色々な関わり方があります。
| ■番組制作には何が必要か? |
●番組の企画…趣旨。誰に聞いてもらいたいのか?何をしたいのか?
*放送をしていても聞いている相手が解らない物。下らない内容の番組にも楽しませるという趣旨がある。
●具体的に必要な道具…MD(BGMやジングルを用意、その他活用)などの小物
*局側で貸してもらえる物以外にも色々と用意が必要。ストップウオッチなども個人で用意した方が良い。
●音楽の知識…選曲が出来る程度。出来れば季節感や話題に合った曲を選曲したい。
*局のCD素材は限られているので個人で素材を用意する事も。
●メンバー…一人では困難。番組の趣旨に賛同するチームを組む事が理想。
*局によってはミキサーまで任せてもらえますが、逆に人材の薄い部分で確保は困難。声的には女の子も。
●経験…他の番組へ参加などをして経験を積む事、制作の過程を知る事。
*番組内のタイム割にしてもノウハウが有る。曲で時間を調節するなど。番組の最後のまとめ方も大切。
●その他…最終的に一番大事なのはやる気と責任感。
*局の番組をスポンサーとして買ったらいくらかかるのか?それを考える。放送時間だけでは無くその何倍もの準備の時間が必要。もちろん活舌などの練習も必要だし、出来る範囲で最善をつくす。その姿勢が番組にも出る。雑誌から拾ったネタは安易。
●交渉能力…ゲストを呼ぶ場合や、何かをお願いする時の誠意。
*経験を積まないと番組を上手に出来ないのは当たり前。めげずに必要な手は借りる。ゲストには番組を楽しんでもらい、最後まで誠意を尽くす。
●話題を用意する能力…番組時間×月5週×3ヶ月が1クール。少なくとも2クールの構想は必要。
*安易に経験を積むだけの目的の番組をやらない。それはリスナーに失礼。
<以下思いついたら追記予定>
| ■なぜやるのか?その楽しさは? |
色々と資質も有りますが、コミュニティ放送ではそれほど敷居は高くありません。誰でもやる気と機会が有れば可能な事です。
経験は僕の中でまだ整理がつかない部分も有りますが、「なぜやるのか?」についてはなんとなく感じている部分が有ります。このページを制作する事で考えがまとまればと思っています。
極論は「楽しいから」なのですが、人の評価を必要とするので<趣味>と考えるには大変な部分、きつい部分が有ります。思うにプロレスラーが一度リングに立つと止められないように、快感・アドレナリンの分泌・ランナーズハイのような物…何でしょう?
一応経験した人間としては魅力は解るのですが、表現する事は難しいですね。