第4話
包囲網
そしてこのことをワッキ-は知らないのだろう
しかもワッキ-は網戸にしているのだ
そして夏なので、薄着
さらに暑いときはパンツ1枚の姿で
でもってさらに暑いときは・・・
というような姿を人通りの多い道路に向けて発信している
しかも窓が床から天井まで伸びた出入り可能なもののため
かなり良く見える
まるで、大きなリスの飼育かごのようである
通りすがりのひとも結構目撃しており、かなり目立つようである
そしてぼくもこの光景を目撃するたびに不愉快な気分に襲われるのだ
だが、この光景は衝撃的でいつも目が行ってしまうようだ
たぶん臭いと知りつつ、ついつい臭いをかいでしまう人間の習性に似たようなものだろう
しかし、このまま放置しておくのも忍びないと思ったぼくはある行動に出た
その行動とは・・・!
連続小説topへ