第7話
ゲリラ戦
おっさんのスリッパ攻撃という暴挙に対して、ぼくは対抗策を考えた。
そこで思いついたのが、台所マット作戦だ!
こんなことでお金を使うのは嫌だったが、背に腹はかえられない
ぼくは台所マットを使った。
効果は思ったよりあった。
毎朝ぼくは布団に潜りこまなければ寝られない状態だったが、
マットの効果によりうるさいなとイライラする程度に変わった。
そうこうしている間に、なんとなく台所が狭くなってきた。
何かが増えているそう思った!
それはゴミだった。
おっさんのゴミが増えていく・・・。
当然ゴミは出るのだが、おっさんはなかなか捨てないようだ!
そして毎日料理しているため、大量の生ゴミも出る。
そしてゴミは増えていく!
とくに!おっさんはその生ゴミをまるで自分のゴミでないかのように
放置しておくのだ!
ぼくが捨てたわけじゃないのでと思い、そのままにしておくと臭いが出てきた。
そのままにしておくとだんだん臭いが強くなってきた!
仕方なくぼくは生ゴミを処分することにした。
まず、スーパーのビニール袋に生ゴミを入れた。
次に生ゴミの袋をおっさんのゴミ袋に入れた。
そして最後にそのゴミ袋をおっさんの部屋の前に置いた。
袋から臭いはもれてはいるが、おっさんには問題なかろう!
連続小説topへ