関節リウマチ
2002年4月に関節リウマチという病名に統一された.リウマチの治療には早期の診断と正しい評価が必要でとなります.そしてリウマチ自体を治す治療薬を早期に第一選択に使う事が大切なのです.使用薬剤の評価には米国リウマチ学会(ACR)のACRコアセットの評価基準を用いて、薬剤の比較を行う.
[診断基準]
  1. 朝のこわばり
  2. 3関節以上の腫脹
  3. 手(膝)またはMP又はPIPの関節腫脹
  4. 対称性腫脹
  5. 皮下結節
  6. X線所見・リウマトイド因子陽性
    *1の時間は60分以上となっているが、通常マッサージや保温するので30分続けば、関節の腫脹がなくてもCRP/RA/ch50を検査.
    *3、DIPの変化は変形性関節症で多い.Heberden結節が多い.PIPの変化はBouchard結節といいXPで鑑別する.
   スワンネック変形・ボタンホール変形・尺側偏位・オペラグラス手・足の槌趾は特徴だが進行した状態.
    *関節外症状に注意する.貧血・心膜炎・アミロイドーシス.Felty症候群.若年JRAではStill病に注意する.
[第一治療]
◎抗リウマチ薬 アザルフイジンEN:胃腸障害
シオゾール(金製剤):10mgから開始25mg迄.2週〜4週ごとに使用.
                      副作用は口内炎・皮膚疹・蛋白尿・間質性肺炎
◎消炎鎮痛薬 NSAIDs:COX2阻害剤は鎮痛効果が多少弱い.副作用は少ない.
副腎皮質ホルモン:プレドニン10mg以下で維持する.副作用骨粗しょう症.
局所治療
併行治療 ハビリテーション
[第二治療]
○免疫抑制薬
リウマトレックス(MTX) 葉酸拮抗剤.週1回の投薬.6mg/3x
間質性肺炎・肝障害・血液障害・味覚障害があるので、咳/息切れ/発熱/全身倦怠感には特に注意する.
アラバ(レフルノミド) 単独使用の方が安全.20mg/日
肝障害・皮膚障害に注意する.間質性肺炎は少ない
○抗サイトカイン
レミケード 抗TNF-αである.炎症サイトカインの根幹をブロックする.キメラ型抗体.
3mg/kgを初回・2週・6週、以後8週ごとに使用する.点滴に2時間要.
エンブレル 抗TNF-αである.遺伝子組換型抗体.週2回筋注.
週2回筋注.
○白血球除去療法