○花粉症(有病率:スギ花粉13〜16%、その他の花粉10%程度)
原因の除去と回避 | 花粉に暴露されないこと.花粉を家に持ち込まないこと.花粉を除去するこ.ぺットは飼わないか、室外で飼う.寝室には入れないなど注意が必要です. |
薬物療法 | 治療の中心です.効果が出るのに2週間かかる薬もあります.下記 |
減感作療法 | アレルギーの原因となっている抗原を低濃度量から注射する方法です.体質改善と言われる頃もあります.治療に2〜3年かかります.約70%で有効ですが、副作用もあります. |
手術療法 | 鼻の粘膜を切除してアレルギー症状の反応の場を、小さくする.レーザーで粘膜を焼くことも出来ます |
○通年性アレルギー性鼻炎(有病率18%程度)
ケミカルメディエーター 遊離抑制薬 |
インタール、リザベン、ソルファ、アレギサール、ペミラストン、キノトミンなど多種 | 効果が現れるまで時間がかかる |
第一世代 抗ヒスタミン薬 |
ポララミン、タベジール、ヒタベリン、アタラックス、キノトミンなど多種 | 早く効くが効果が短い.眠気が強い 前立腺肥大、緑内障で使いにくい |
第二世代 抗ヒスタミン薬 |
ザジデン、アゼウチン、セルテクト、ゼスラン、ニポラジン、ダレン、アレジオン、エバステル、ジルテック、アレグラ、クラリチン、アレロック等多種 | くしゃみ、鼻みず型に.眠気は個人差があるが、第一世代より少ない. |
抗トロンボキサンA2薬 抗ロイコトリエン薬 Th2サイトカイン阻害薬 |
バイナス オノン アイピーディー |
特に鼻閉型に、効果発現が遅い |
ステロイド薬 | セレスタミン、クロコデミンなど多種 アルロイドネーザル、シナクリン、フルナーゼ吸入薬 |
即効性も長期服用は出来ない. 吸入型の薬剤が勧められる. |
血管収縮薬 | トーク、プリビナ、ナーベル | |
抗コリン薬 | アトロベント、フルブロン |
*妊婦は妊娠20週過ぎるまでは薬剤は内服しないこと.それ以降も内服しないほうが望ましい.内服する場合はは第一世代かインタールを.
◎NPO花粉情報協会
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