チリワインの主なブドウ
チリワインは日本で輸入量が一番多い.生産拠点であるセントラル・バレ−は、地中海に気候が似ており、気候が安定しているという.16世紀よりワイン造りは始まっているが、近年はフランス、アメリカ資本の算入により生産量は飛躍的である.主としてフランス在来種を栽培している.従って、カベルネ・ソウヴィニオン、メルロー、シャルドネが中心となる.メルローが一番秀でているが、人気のCSも上質である.チリのワインはいずれも早飲みタイプである.各ブドウの性質はフランス編を参照されたし.
アルゼンチンのワイン
アルゼンチンワインは、世界第4位の生産量があり隠れたワイン大国である.チリと同じ時期にワイン造りは始まっている.生産拠点はメンドーサである.マルベック種のみによる赤は評判が良い.その他はトロンテス、テンプタニーニョ、サンジョベーゼ、シラー、CS、シャルドネと世界のメインのブドウが栽培されている.質はまだまだであるが、外資の参加も進んでいる.単に情報不足であるともいわれている.