シェリー |
パロミロ種を主体として造ったワインにブランデーを添加して変質しにくくしたワイン。概ね4種類。
・フィノ:最も一般的な辛口シェリー.発酵時に産膜酵母に覆われ、あまり空気に触れない為、透明に仕上がり、独特の風味が付きます。7年熟成したものをアモンティヤードといい、フィノより空気に触れる時間が長いため、色は褐色。アルコール度数が高め。
・マンサニージャ:「サンルーカル・デ・バラメダ」という町で造るフィノタイプのシェリー。気候の違いにより、産膜酵母が通年安定して付いており、フィノより軽やかさとキリッとした風味があるという。
・オロロソ:発酵の過程で産膜酵母を付けなかった物で、通年空気に触れることによって(酸化)熟成されます。また、産膜酵母が無いためフローラル香がない。アルコール度数はやや高く柔らかな、なめらかな口当たりでやや甘口なものが多い。
・ペドロヒメネス・モスカテル:
甘口のシェリーは「ペドロヒメネス」種と「モスカテル」種という白ブドウから造られ、ブドウの名前がそのままシェリーの名前になっています。ブドウを天日干ししてから発酵させるので糖度が高く、酒精強化しなくてもアルコール度数が高まり、産膜酵母なしで酸化熟成していきます。熟成されたものは黒蜜のような香りと味を持ち、デザートワインに最適です。甘口、辛口以外の「クリーム」、「ミディアム」などの種類のシェリーは、組み合わせによって造られ、それぞれの組み合わせにより生み出される特徴のハーモニーを楽しむことができます。
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[熟年によるスペインワインのネーミング]
・クリアンサ:赤は最低2年、白ロゼは1年は 成熟させたもの.
・レゼルバ:最低3年の成熟が必要
・グラン・レゼルバ:最低5年の成熟が必要
[最近飲んだスペインワイン/シェリー]
・サンチャゴ・ルイス(白):
・オロロソ:バルバデージョ、パロマ、
アルグエソ
[→もっと詳しく]
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