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ワイン名 |
ラベル |
特徴(あくまで私自身の印象) |
一級 |
ラフィット・ロートシルト
CS70・M25・CF2・PV3%
地図1 |
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この村の最北端でボルドーNo1の赤ワインが生まれる.他のシャトーと違うのは、石灰質の土壌を含んでいることである.人によっては「死ぬ間際に飲まれるべき」ワインだともいう.他の4大シャトーと比し香り高さ、繊細さ、バランスが完璧.ウーン?僕には未だ判らないな!69/79/83/91/93しか経験がないけれど、際立った印象を持っていない.凡庸こそが超熟に耐え、頂極めるが如くか?同年を飲み比べると一番当たらない.但し91はベストだった.69は枯れ過ぎていたし.まだ陶酔の境地に踏み入れていない.★★+79/83★+69★++91★★+93.地図がテステフに入ってしまいました.2ndは、カリュアド・ドゥ・ラフィット・ロートシルト.近年では最も高価なポイヤックであるが、M・パーカーは1961〜74は爽快な作りで凡庸と言っている.75以降は伝説を作っているという. |
ラトゥール
CS80・M15・CF・PV5
地図3 |
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ボルドーにおいて最も凝縮感のあるワイン.畑はサンジュリアンの境界に近いジロンド河より.河面の反射光もぶどう作りに味方している.1963〜74年はイギリス人の所有であったのが一番奇異なことである.古くは凡庸なワインや各る作りの時はが合ったが(83〜89)、90年からはここも伝説を作っている.その濃厚芳醇さの為にバランスを崩してしまうことさえ感じられる.従ってピークを飲むことが最も難しいワインかもしれない.しかし嵌ってしまうと、他のワインはとてもひ弱に思えてしまう.飲み頃を味わうなら83か?50〜100年は美味しいだろう.ラトゥールの瓶はムートンに及ばないが人気がある.★★★79/83★★91★★+93★★〜97.2ndはレ・フォール・ドゥ・ラトゥール.3rdワイン(ポイヤック)まで出している. |
ムートン・ロートシルト
CS80・M8・CF10・PV2
地図2 |
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濃厚で芳醇.タンニンとグリエの味わいが若いうちは相当きつく、ムートンを飲むなら少なくとも15年以上待たないと真価は味わえないと思います.だから5大シャトの比較試飲なら真っ先に充てることが出来そうなものだが,93はそうではなかった!10年経てば良いヴィンテージでないなら飲めますが、それでも更に2年待っていただきたい.お勧めは78、83、89年.87年はけれている.81、84はきれいに枯れています.但し、90年代は未だ飲めないだろう.そうなってくると82,86になるのだろうがとても高価である.★☆10年以下もの.★★93.15年以上★★★.73、70年代後半は凡庸なワインが多いが、腐っても鯛的味わいもある.69/71/73/75/78/79/81/83/84/88/89/91/93.毎年、有名画家がラベルを描くという.その斬新さに所有する付加価値が生まれもする.五大シャトーの中では一番飲んでいるワイン.ムートンは、アイラのシングルモルト的なのである. |
二級 |
ピション・ロングビル・ラランド゙
CS45%・M35・CF4・PV1
地図4 |
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正式名称はもう少し長い.ラランドの前に(コンテス・ド)と入る.ポイヤックとしてはメルローの比率が高いが、そこを生かした濃厚で芳醇なワインである.近年の評価では一級の呼び声も高いが、安定度は他の一級に及ばないと考えている.メルローの比率が高い功罪はこの辺にあるのかもしれないが、これも憶測に過ぎない.若いうちから滑らかな口当たりを持つが、長熟はさらに滑らか.やはり82年は格別.90年代★★、80年代★★☆.78/82/83/88/89/97.2ndはレゼルヴ・ドゥ・ラ・コンテス |
ピション・ロングビル・バロン
CS60%・M35・CF4・PV1
地図5
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1855年の格付けの時、シャトーは前述のラランドと一つのシャトーで2級の評価でした.今はラランドとは分割されています.共に2級の評価であるがラランドのほうが上らしい.1987年からミッシェル・カーズの指導の下にワインが作られているが、長熟には至っていない.最近責任者は替わった.僕にとって全く中庸で、普段着でいつも手元においておきたいワイン.83,85物をぜひキープしておきたものです.53年はバースデーワイン.75年も泣けますね.80年代前半はまろやか★★★.90年代前半は★★、後半★☆.同一銘柄では一番飲んでいます.2ndは、レ・トゥレル・ドゥ・ロングヴィル. |
三級 |
なし |
四級 |
デュアール・ミロン・
ロートシルト |
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五級 |
ランショ・バージ |
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グラン・ピュイ・ラコスト |
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グラン・ピュイ・デュカス |
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ポンテ・カネ |
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ランシュ・ムサス |
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オー・バージュ・リベラル |
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ペデスクロー |
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オー・バタイエ |
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バタイエ
CS70%・M26・CH3・PV1
地図19 |
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バタイエは、百年戦争の戦場になった場所で、この一帯は隣の1級シャトーラトゥールへと続く丘になっている.フランスの勝利の結果、この一帯はフランス領となりバタイエの地にはナポレオン3世の庭師が公園を作った.ボリー家が1931年に買収して1942年に2人の兄弟、ネゴシアンのマルセルと、デュクリュ・ボーカイユを買ったフランソワにこれを分割した(マルセルが北側バタイエ、フランソワが南側オーバタイエ).バタイユはその後、1961年にカステジャン家に売却されたが、後者は継続してボリー家が管理.バタイエの方がポイヤックらしい作りと言われている.
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クレール・ミロン
CS46%・M35・CF15/PV3
地図7 |
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最近のヴィンテージはCS60-65%である.徐々にCSの比率が多くなっている印象.85年以降は安定しているが、近年のもののほうが力強い.93/97/?★★在庫なし. |
ダルマイヤック
CS60%・CF40
地図10 |
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以前はムートン・バロンヌ・フィリップと呼ばれていたワイン.CS/M/CFの割合が年により異なっているが、最近は左記のようである.95年以降新しいヴィンテージ程評価が高いようである.飲んだことがありません.ムートン・クレールミロンが同属. |
クロワゼ・バージュ |
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他 |
ピブラン |
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