イタリア ピエモンテ州 NO.3
1. ヴァッレ・ダオスタ州(アオスタ)
2. ロンバルディーア州(ミラノ)
3. ピエモンテ州(トリノ)
4. リグーリア州 (ジェノヴァ)
5. トスカーナ州(フィレンツェ)
6. ウンブリア州(ペルージャ)
7. ラツィオ州 (ローマ)
8. カンパーニア州(ナポリ)
9. カラーブリア州(レッジョ・カラブリア)
10. サルデーニャ州(カリアリ)
11. シチリア州(パレルモ)

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バローロ
[クーネオ県]
ラモッラ村
バローロ村
セッラルンガ・ダルバ村
カステリオーネ・ファレット村
ディアーノ・ダルバ村
グリンザーネ・カブール村
モンフォルテ・ダルバ村
ノヴェッロ村
ヴェルドゥーノ村
ケラスコ村
バルバレスコ [クーネオ県]
バルバレスコ村
ネィヴェ村
トレイゾ村
[アルバ市]
アルバ村
ピエモンテ州は、面積25,399ku、人口429万人、州都 トリノ、行政区8県.ヨーロッパ気候区.イタリア北西部に位置し、国境を隔てて北はスイス、西はフランスと接するが、海岸線はない。地形的には西から北へかけてアルプスに、南にかけてはアペニン山脈と、右向きの三日月型をなす山々に囲まれている。東側で接するロンバルディーア州にかけて、ワイン産地として名高い丘陵地。ワインは14世紀から作られ、名高いバローロ、バルバレスコ、ダルバ、ガーヴィ、アスティーなどがある。80%は赤ワインで、単一品種が多い.州都トリノはローマ時代北に対する防御の意味で築かれた"タウリノールム"まで遡る。このトリノを中心とするピエモンテの地域が重要かつ力を持つようになったのはオーストリア帝国サヴォイア公国の時代になってからである。この時の首都はトリノ.1861年イタリアは独立する.最大の自動車生産者であるフィアットFiat社のあるトリノTorino、羊毛を中心とした繊維の町として知られるビエッラBiellaなどに代表されるように州内、イタリア国内屈指の工業地帯で、工業的にはここが首都といえる.
バローロ アルバの南西の村の名前か命名された赤ワイン.langhe丘陵で作られるネッビオーロ種から作られる.強烈なタンニンとコク(酸味となめし皮香)を和らげる為に大樽で長熟させる製法だったが、1970年からは新しい方法も試みられている。近年では成熟方法の違いにより3種類のバローロが存在するが(伝統派・改革派・急進派?)、いずれも品質が向上している.普通は、ブドウ畑によって名がつけられているが、ネッビオーロは栽培が難しいうえ醸造法の違いにより質も違うので、ブルゴーニュのように生産者の評判が重要である.最高の畑は、下記に一部を記載。
・ブリッコ・ボスキス
・ブリッコ・デッレ・ヴォオーレ
・ブルナーテ
・ブッシア・ソプラナ
・カンヌビ・ボスキス
・チェレクィオ
・フィアスコ
・ジネストラ
・ラ・セッラ
・マルチェナスコ
・モンファレット
・モンプリヴァート
etc.ワイン名は、「畑名」バローロ、生産者名となる.主な生産者、Aldo CONTERNO(伝)、GAJA(伝)、Bartolo MASCARELLO、Giuseppe MASCARELLO(伝)、L SANDRONE(伝)、ALTARE(急)、CERETTO(改)、Corino等.
バルバレスコ アルバの南東側で、やはりlanghe丘陵で作られるネッビオーロ種から作られる赤ワイン。バローロより温暖であることを反映して、成熟の早い、多少とも柔らかいワインとなる.このワイン名を名乗るには、左表の各村で栽培されるブドウを使わなければならない.(通常アルバでは、ネッビオーロ ダルバを作る).
注目の生産者は、Bruno GIACOSA、GAJA等.
バルベーラ プラム味がある早飲みされる赤ワイン。DOCワインもある。
ドルチェット 新鮮で果樹味がある早飲みされる赤ワイン。
アスティ トリノの南東の都市.モンフェラート丘陵で、ブドウは作られる.甘口の発泡酒アスティ社スプマンテはが有名.
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