美濃焼ー土岐市

窯元を訪れるのは難しいが、陶芸村なら行きやすい.美濃焼の多様性が伺われる.

[北部]
ここでは、荒川豊蔵資料館、伝統産業会館、陶芸村のコースがお勧めのコース.そこから土岐美濃焼卸センター(団地内)に行き、更に下石にまで足が延ばせれば土岐は網羅できる。距離的、時間的にはかなり大変であるので、どうしても車が必要となる。

[荒川豊蔵資料館]
氏は、明治27年多治見市生まれ.昭和60年没.志野・瀬戸黒の人間国宝.昭和46年文化勲章受章.昭和5年に大萱に志野窯跡を発見し、以後此処に住んで晩年を迎えた.作陶は窯発見に触発されたとのことである.美濃焼は瀬戸中心と考えられていた定説を覆す発見であった.資料館で歴史的発見を共有し、桃山を振り返るべし.氏の抹茶碗は、ふてぶてしいほどのどっしりとした造形にあふれている.子息は虎渓山水月窯(多治見市)を構える.
[子の日窯:大島久興 陶芸村]
(準備中)
[土岐美濃焼卸センター]
気軽にショッピングが楽しめる.販売所は、2ヶ所ある.
[南部]
下石窯元館(上地図):情報収集は先ずここで.
[所有作品]
[源九郎窯:加藤健 肥田町肥田]
現代風黄瀬戸 志野抹茶碗 灰被杯
数度窯元を訪問した.技術は年々向上している.志野碗はやはり使いやすい.杯はお気に入りの一品.今後の活躍を注目している.