盆休みの木曽路ツーリング。これがなかなか個人的に旅心をインスパイアしてくれました。 | |
基本、山脈に囲まれた盆地育ちです。山というものが常に傍にあったわけですが、街と社会に | |
汚れていたんです。知らぬ間に。また命の洗濯に山間に入ります。今度は峠の茶屋である、 | |
木曽見茶屋を目指します。 | |
![]() 今回は信州から木曽方面に向かいます。途中平谷にひまわり畑があったことを 思い出し寄って見ましたが、残念です。すでに枯れていました。毎年ピークを 過ぎてから思い出して後悔します。咲き残った1本ゲットです。 |
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![]() 大平峠入り口から飯田市街を望みます。ほんとに盆地ですね。 自分の田舎も山脈が迫りこんな感じでした。 |
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![]() 大平街道入り口手前に公衆トイレ発見。メモリーしておきます。 |
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![]() 県道8号。大平峠入り口の碑です。気分が高まります。 この先には廃村を管理保存している大平宿があります。 その一帯を通り抜けるとタイムスリップした感じになります。 保存会の方々でしょうか、今日は人が多く作業していました。 |
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![]() ![]() 峠ピークに到達です。近くには木曽峠、大平峠2つの看板。 どちらも捨てがたい表現です。 |
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![]() 出ました。峠付近にあるちょっと有名な?トンネル。自然と人工物の織り成す オブジェのようです。苔むす感じが静寂感を際立たせます。 涼しいのですが、ちょっとトロピカルなテイストも感じます。 |
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![]() さらに出ました!木曽見茶屋到着です。PM1:00ちょっと前です。 空腹です。いつもは見るだけ派なのですが、この情感。突入せずにはいられません! |
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![]() 店内は思ったより広かったです。テーブル席3つ。なんと奥座敷までありました。 奥座敷では奥様方が談笑中でした。平日の昼下がり、奥様方のこんな処でのランチタイム だったら粋です!観光客も多いのでしょうけど、意外と地元に根付いた集い場所なのでは? と感じる場面でした。なんかここは生きている、って感じでした。 |
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![]() 窓の外はちょっと大げさですが天空なわけです。このシーイング。痺れます。 エアコンなんて無用なほど快適です。いや、絶景です。 店内をみると木曜・金曜が基本的に定休らしい。しかも15時には閉店。 名物五平餅はお持ち帰りok! で、ホットのコーヒーも飲める!今回は頂かなかったが、秋とかにはいいな! 茶屋ですから。店内の中吊りチラシには「ラムネあります」と!ずるいな。確信犯だ。 |
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![]() 木曽あたりをうろついたがそばを食べてない!ということで山菜そばを注文。 飾ったそばじゃなく、地のそば?とでも言う印象です。よかった、 きちんと製麺されたそばなんぞ出てきてもらってもうれしくもなんともない。 こうでなくてはここまで来た甲斐がない。そば食文化?を感じる食事でした。 |
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![]() 茂吉さんの歌です。聞いたことあるようなないような? 交通の便が悪かった時代は宿場沿い、街道沿いに人の功績・航跡が残るものなんでしょうか。 |
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![]() 木曽見茶屋の展望台からアルプスを望みます。ちょっと雲。 開田高原から見たよりは威圧感があります。急峻って印象です。 |
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![]() 絵はがきライク?時代がクロスする感じです。 流し場から聞こえてくるカチャカチャという洗い物の音もどこか懐かしい遠い記憶です。 |
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![]() こっちも一休み。 |
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![]() トンネル付近の野花群。この大平街道。自然は時が止まった印象を抱かせ、 どうもバイクという代物に違和感を抱かせました。この感じは同じ宿場町でも 馬籠宿などのように観光地化されていない、人と自然の営みの生々しさが 残っている、とでもいう感じでしょうか。残念ながらクルマではこの感覚、 伝わりにくいと思います。 |
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今年の夏のツーリングはコンプリート!と納得の大平峠ツーリングでした。距離だけでは | |
得られないインスピレーションを得た感じです。木曽見茶屋のおばさんが勘定時に、 | |
「ありがとうございました。お気をつけて。」この一言にはっとしました。ライダーと知って | |
かけてくれた一言なのか、皆さんにかけてくれているのか、峠の茶屋は今も健在だと実感した | |
一言でした。 | |
2011/08/31 | |
携帯カメラはなんかピンボケのっぺりです。逆説的にいいカメラがほしくなってきました。 | |
![]() 茂吉さん、また来ました。 マシンもこの前よりルックスだけ変わりました。 ![]() またしても突入です。 ![]() お店の人の話だと、昭和7年からやっていて、この建屋は2代目とのこと。 ![]() 次回来るときはアンダーカウルを着けて来よう。このファールカップみたいな、 下品に言えば、キ○タマカップみたいな? ノーマルアンダー・・・。微妙です。 |
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2012/05/05 | |
フルパワー化を実施し、テイスティングを兼ねて手ごろなところを探すとやっぱりここに。 | |
結果、オーバーフロー気味の車体で喘ぎ喘ぎ登ってきました。今も昔も峠は難所です。 | |
![]() 走るほどに症状が悪化するオーバーフロー。低速のフィールが気まぐれなので このタイトな県道8号に苦労する。ヘアピンでパーシャル中に気まぐれに回復する出力。 急にプッシュされてアンダーに。びっくりして思わずガードレールを注視すると ますます引き込まれる!とか、避けたはずの砂地に導かれるとか、難儀しました。 2時前に到着ですが、GWの好天ということもあってか、地元の方、ハイカー、 自転車乗り、大学のサークル?の方々など大勢で賑わっていました。後から タンデムのライダーも到着しました。 |
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![]() いつもの山菜そばをいただきます。今日は香りがすると思ったら 菜の花でしょうか、入ってました。 |
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![]() 目的の100マイルコーヒーをいただきます。湧き水仕立て。旨い。地元の方、若者達の 会話がクロスします。一人来店の自分は、コーヒーをすすりながら話しに耳を傾けます。 木曽見茶屋の女将のツイッターなるものが始まったとか。木曽見茶屋はさすがに 峠の茶屋です。行き交う人々に合わせて時代とともに進んでいるなぁ、と マシンの不調を同時に考察しながら、100マイルコーヒーを堪能しました。 |
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2012/11/14 第4回木曽見茶屋紅葉ツーリング | |
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