ETCケース自作



 車検と同時に取り付けたETC。バイク移動の泣き所、料金所があほみたいに快適になります。
自ずと使用頻度が高くなりますが、今度はETCカードを抜き差しする作業が面倒。取り付け時
防犯、防水性、本体サイズからシート下しか選択肢がなかったのですが、使えば使うほど、
抜き差しの度にシートを外すのが面倒になってきました。社外にもETCケースがありますが、
高いしハンドル周りメインなので羞恥の自作することにしました。

シート下に本体を設置してもらいましたが抜き差しの度にシートを外すのが面倒です。
盗難の危険や炎天下でのカード破損など困るのでカードを入れっ放し、というのも
考え物です。本体を車体外へ移動するためのETCケースを作成することにしました。
防水性は無視。ホコリや飛び石などから保護できて、車体に懸架できることを目的にします。

手ごろなケースを探すためにまずは本体のサイズを採寸します。

ETC本体はコネクタ2つ外せばフリーにできそうです。

100均で不審者に思われるほどサイズやロック構造など吟味。
結局サイズが一番重要。手ごろなものを買ってきてみると意外にでかい!
こんなもの車体に収まるスペースがあるだろうか・・・。
ホコリもそんなにこなくて、ライディングに邪魔にならず、配線も届く範囲で・・・。
ステップの上あたりにフレームを利用してつけるしかなさそうです。

サイズ優先なのでアクセサリーボックスしかなかった。邪魔な仕切り板。
どうやって取り除こうか考えますが、きれいな仕上がりは求めていないので
カッターでぐいぐい押し込んで行きます。刃はなんとかたつようです。

仕切り板は底面が面倒だったが、切れ込みを入れて強く倒すと
切れる、というより割れた。凸凹していますが、ETC本体よりはかなり
余裕があるので問題ないはずです。

配線取り出し用の切れ込みを入れます。これも適当。割れた。
まったく気にしません。

車外で直射日光を受けるので断熱シートでくるみます。
断熱シートとなるか、保温シートとなるか?

フレームにマウントするのですが、ステーなどつけるのも面倒なので
タイラップでフレームを介してくくりつけることにします。
仮組みをして通し穴ポイントをマーキングします。

マーキングあとを目安に適当にカッターで切り抜きます。
貧相なツール、というかカッターのみですが穴あけができました。

両面テープも併用してタイラップで緊縛します。

仮組みして見ます。でかい!羞恥!こんなのつけてるやついねぇ!

あまりにでかいので試乗してみます。なんとか脚には干渉しないようです。

さすがにそのままでは100均ライクなので化粧を施します。塗装してもいいですが
真夏の熱対策で、日光を反射させるために極薄アルミ板を購入しました。

薄いのでカッターで簡単にカットできます。が、あまりに光沢がありすぎます。

あまっていたノートPC用のキーボードカバー貼り付けシート。

これをアルミ板の上に貼るといい感じで曇りました。

アルミ板を両面テープで上から被せます。鏡面ではなくなりましたが
単調な色合いのためか野暮ったく見えます。ちょっと小技を効かせて
うるさく演出してみます。

で、ステッカーチューンを施すことにしました。かといってオイルメーカーブランドとか
カスタムメーカーのステッカーというのも小僧ライクなので、実用性ありで、かつ
業務用っぽいもの、さらに内容に嘘がないようなものを探しました。

うまくまとまりました。ミリタリーチックな機能美を感じます。
走行中に万が一ふたが開くと困るのでベルクロで巻きました。

遠くから。ステッカーを貼ったおかげで少し小さく見える気がします。

使うときはこんな感じでオープン。コード取り出し部の股裂きが半端ないので
開口部を広げなおしました。防水性は皆無ですが、乗車時なら腿の裏なので
少しは雨の浸入も防げそうです。カード挿入は、ベルクロ外して、ケースを開き、
断熱シートからETC本体を出す作業ですが、シートを外すよりましになりました。
もう少しシートを外すのが楽ならいいんですが。自分のVTRだけがこんなに
難儀するのでしょうか。かなり転倒歴のある車体のようなのでフレームとか
曲がってるのでしょうか!?なんにせよ、また羞恥カスタムを実装しました。
web拍手 by FC2











ZX-9R掲載九龍’s WINDはこちら!