淡路島 〜 高知

走行ルート
R31→R25→神戸淡路鳴門自動車道→R11→R28→R11→
R55→R32→R56→R20
走行距離
445km

2000/05/01     室戸岬到達 編

夜の雄叫びの正体は孔雀だった
 朝5:00に起床する。昨日は真っ暗闇だったので日誌や
ルート検討ができなかった。コーヒーをいれ日誌をつけて
ると雄叫びが聞こえる。一体何なのだろう。今日の最大
の目標は室戸岬。天気は良さそうだ。7:00から撤収を始
める。ほぼ片付いたときまた雄叫びが。声の出所はどうや
ら檻のなかからだ。中にはなんと孔雀がいた。羽を広げて
はいなかったが。近くには展望台も。朝霧に煙る淡路島を
眺める。高田屋嘉兵衛の記念碑もあるけど。しかし何者?
8:30キャンプ場をスタート。目指すは淡路島

大鳴門橋から渦潮を眺める。ずごい迫力だ!
南IC。朝の淡路島を南下する。狭い島なので
ICはすぐだ。高速にのると巨大ブリッジ出現!
橋に差し掛かると注意書きが。「この先400m
二輪転倒注意」!昨日の強風を覚悟したが、
今日は無風だ。と、橋の上からも巨大な渦潮
が巻いているのが見えた!これはスゴイ!
渦潮ってこんなにデカかったの!?路側に自動車が止まっている。渦潮を見ているようだ。本当は駐車禁
止だけど高い料金を払っているんだし、写真撮影のため停車。メットをとるとザー、ザー、ゴー・・・と波
の逆巻く音が聞こえる。なんてパワーだ。小さな船が見えるけどあんなので巻き込まれたらアウトだろう。
思わぬ迫力を満喫し再スタート。お金をケチって鳴門北で降りる。徳島での用事は、朝食とランタンの
マントルピースを購入すること。徳島内のホームセンターを探しながらバイパスR55を南下する。丁度
吉牛が出現。食べ終わると10:00だった。開店の時間だ。走り出してすぐホームセンターを発見!店内
にあるのは他社製品だ。なんとか使えそうなので一応購入。トイレも済ませスタート。後は室戸岬を目指
しひたすらR55を南下する。ガソリンがやばくなり始めた頃田園風景に変わり、峠に突入した。次の街
日和佐までは20kmだ。四国は日石三菱が多いのか遠久美の旗が多い。GSは?と流していると、!
お遍路者発見!It's 四国〜!映画「死国」で予習?してたので笑ってしまう。みんな同じ方向へ歩いて
いく。反対から歩いてきたら「さかうち」(爆)。日和佐でコスモを発見。隣は25番目の寺院だ。GSを出発
してしばらく走っていると前をタクシーが走っている。中をのぞくと、タクシーの中に巡礼者が!タクシーで
巡礼・・・。意味あんのか?

日本の砂浜!
 四国をツーリングしているライダーで巡礼者ベストを着て
いるライダーが・・・。四国なんだねぇ〜と走っているとシー
ルドに真っ青な海原が飛び込んできた!黒潮の海と陽射し
は南国だ。GWのカラッとした空気がまた最高だ。PAがあ
ったので写真タイム。白い砂浜と松がいかにも日本の海
だ。ここから室戸岬までのR55は海辺の断崖を数十km
ひた走る快走ロード。適度なワインディングを

室戸岬到達。なんて低い灯台だ(笑)
楽しみつつ室戸岬に近づく。室戸岬はあった
が灯台がない。灯台は車であと4分らしい。看
板の方へ進むと海ではなく山の方へ?一気に
急勾配&タイトなヘアピンに変わる。その先に
神社のようなPAが。どうやら灯台と寺院が併
設されているらしい。400m先に灯台が出現。
この灯台は頭しかない。なんて低いんだ。しか
しここからの眺めは絶品だ。地球が丸い!
PAに戻りアイスクリームを頬張る。
 今日の最大の目標はクリアした。あとは明日の目標四万十川へどこまで近づけるか。高知は越えたい。
出きれば帰宅ラッシュは避けたい。午後はひたすら距離をかせぐ。適当なところにキャンプ場がないようで
なかなか決まらない。日も暮れかけた5時頃、道の駅あぐり窪川で休憩。ここまで来たらもう中村市街を目
指す。疲れた身体にはあと50kmはつらい。気合を入れ直し中村へ。キャンプ場は無いだろうと思ってい
ると、オートキャンプ場の看板発見!受付ぎりぎりに手続きを済ませることが出来た。残念なことにバン
ガローしか開いてないとのこと。でもテントは設営できないので脇の芝生に設営。意味無し!夜、シャワー
から戻ると星空が綺麗だ。やっぱり郊外は空が綺麗だ。小さい頃は夜空なんて当たり前だったけど、社会
に出ると空なんて見ない。やっぱり命の洗濯は必要です!明日は四万十だ。
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