愛知 〜 淡路島

走行ルート
R23→R165→R24→西名阪→近畿自動車道→中国自動車道→
山陽自動車道→神戸淡路鳴門自動車道→R31
走行距離
392km

2000/04/30     愛知出発 編

出発前の緊急事態!
 6:30起床する。窓越しの天気は快晴のようだ。7:00駐
輪場へ。そこでトラブル発生!夜ポジションに入れっ放しで
いたらしくバッテリーが完全に上がっていた!半年放置の
お古のバッテリーに急いで積みかえる。キーオン!ランプ
類点灯!セルも回り、何とかエンジン始動。車からもらって
も良かったが、完全放置のバッテリーでエンジン切ると怖く
て。トラブルで出発が遅れた。急いで荷物を積載する。自
作ステーも問題無いようだ。不安だったテントも積載でき
た。万難を排してやっと出発!30分遅れの8:00スタート
となる。

いよいよ出発!
まずは西名阪自動車道の大和郡山ICを目指す。ルートは
R23→R165→R24とつなぐ。R23は相変わらず交通量
は多いが、信号に捕まらず極めて快調に走れた。R165へ
入る前に津市で銀行による。ここで面白みの無いR23と分
かれ、大和路へ。適度なワインディングと快晴の空、大和
の山並が最高だ。飛ばさず急がず景色を楽しむ。道の駅
で休憩。何故かツーリング先ではBMWが多い。
予定より1時間近く遅れ始めている。気を取り直して出発。R24号への分岐が近づいてきた。畝傍まで
やってきた。標識に「明日香」の文字。昔から行こう行こうと思っているのだが今回も行けない。時刻は昼
食の頃合。R24に入るととてつもない渋滞だった。全く進まない。ファンが盛大に回る。たらたらすり抜け
しながらICをめざすが手頃な食堂類が現れない。まもなくICというところでラーメン屋が出現。勘定の際、
店の奥さんの”おおきに”の言葉に何となく西を感じた。関西芸人とかの嫌味な関西弁でなく、綺麗な響
響きだった。隣のGSでバイクの腹も満たして、西名阪に乗る。ここから先はJCTだらけ。初めて走るに
はややこしい。気に入らないのはいちいち料金所があることだ。わずらわしい。さっさっと発券して欲しい。
高速上では後ろのセダンに気を付けながら適度に楽しむ。交通量は思いの他少ない。160〜180km
位まではZZRとも十分闘えるが、あとはトルクが細い分伸びは悪い。大阪の辺りから天気はどんより曇
りになる。明日から天気が悪いとのこと。西に進むということは天気が悪くなるということ。雨が降る前に
宿泊場所は決めたい。最後のルート確認のため淡河PAで休憩。このペースでは淡路島がいいところか。
天気も悪いので早速出発。三木JCTを通過し神戸淡路鳴門自動車道へ向かう。垂水JCTまでは寂し
い山中を走る。本当に淡路に向かっているのかと不安に思いながら長いトンネルを抜けると、っと!!
目の前に明石海峡大橋出現!でかい!周囲は海峡に変わる、ってめちゃくちゃ高度が高い!おまけ
に横から強風が。シールドに水滴がつき始める。強風、ウェット、橋の繋ぎ目の鉄骨。恐怖だ。早く対
岸へついてくれと〜。やっと料金所。お金の節約で淡路ICで降りる。料金所はおじさんではなくお姉さ
んだ。やっぱり料金は高めのようだ。
淡路島に着いたとたんかなり雨が強くなってきた。どこか近くに泊まれるところがあったら入ろうかと

高田屋嘉兵衛オートキャンプ場
迷いながら淡路サンセットサインを五色町へ向かう。しばら
く走り北淡町を抜けた頃、路面がドライに変わった。雨のエ
リアを抜けたらしい。これならキャンプだと、五色町を目指し
急ぐ。晴れていれば最高の眺めなんだろうけど残念だ。
一宮町を過ぎる頃石鹸の香りが辺りを覆った。どうやらお線
香の香らしい。線香の産地だ。海岸沿いから内陸に入ると
すぐ五色町だ。道端の看板にオートキャンプ上の文字発
見!大きな施設が併設されている。テントサイトを確保しようと受付へ行くと制服をきたお姉さんが二人。
3500円と言われるが、雨も振りそうだし暗いし、お風呂もあるしで決定。急いでテントを設営し入浴前
に買出し。風呂からあがりテントへ戻る。ランタンを取り出すとなんと、マントルピースが粉々だった。
趣の無い懐中電灯で夜食を食べ日誌をつける。疲労から7:00に就寝。だが何かの獣の雄たけびと
強烈な暴風で目が覚める。台風並だ。時計を見るとまだ9:00だった。
web拍手