MFSK16 って?
MFSK16を聞いたことがありますか? 簡単に整理してみましょう。
(MFSKはMulti-Frequency Shift Keyingを意味しています。)
●おもな特徴
・ HF帯で使用できる、狭帯域デジタル文字通信モード。
・ CWや通常のRTTY、PSK31のような1方向の交互通信。
Pactorなどのようなリンク/コネクトではない。
従って、Rigの送受信切り替えタイミング等を考慮しなくても良い。
・ 北極経由のフラッターなどQSBに抜群に強い。(PSK31よりもはるかに)
エラーが少なく安定した交信が見込める。
従って、JM3SZMのようにローパワー、貧弱アンテナで長距離交信を楽しむにはうってつけ。
ラグチュー向き、コンテストにはあまり向かない(と思う)。
・ 特別なTNCを必要としない。
PCでサウンドカード機能を利用したフリーウエアで通信可能。
MMVARI, Stream by IZ8BLY, HamScope by KD5HIO など。
・ 14.081か21.081MHz付近に出ていることが多い。
・ 厳密なチューニングが要求される。(±数Hz程度)
実際には、ソフトウエアのスペクトラム上にて目標信号をマウスでクリックする事で達成。
Rigの周波数安定度も高いことが要求される。
・ RTTYのように2つのFSKでなく、16種類の隣接周波数トーンを使用。
ピーヒャラと気の抜けた笛のような音で聞こえる。
送信はPCのサウンド出力(スピーカー/ラインなど)をRigの送信アナログ入力部(マイク/ラインなど)に入力。
受信はRigの音声出力(スピーカー/ラインなど)をPCのサウンド入力(マイク/ライン)に入力。
・ FEC(フォワードエラー訂正)とインターリーブによる優れたデコード性能。
・ バリコード使用による高効率コーディング。
モールスやPSK31のように頻繁に使用する文字に短い符号を割り当て。
PSK31とは異なる構成。
●MFSK16の概要について
・ MFSK16の基本から設計に関する内容、歴史等をMurray ZL1BPUが紹介しています。
・ 概要を解説しているページを和訳してみました。何かのご参考になれば幸いです。
ただ、私は通信や英語の専門家ではなく、あくまで自分の解釈用に作成したので、
日本語内容については解り難いでしょうし、間違いや不適切な表現があると思います。
お気づきの点は、是非私までご連絡を下さい。
なお、掲載している図については、ZL1BPUの使用許可を得ています。