ディズニーVSワーナーの対決?

日本のアニメは蚊帳の外

MGMは早期撤退っすかね?の巻


最初に断っておくけど、僕はアニメーションというのは

単純に映像の表現手法の一つだと考えています。

それ以外の思い入れは無いっす。誤解の無い様。

 

ウォルト・ディズニーといえば、このテの業界では最大手ですな。

アニメ大国と呼ばれた日本でさえ全く頭があがらない怖い会社。

版権の問題で、かの「ゴジラ」でさえ浦安には侵入できないし。

 

そんな最強を誇るディズニーに、最近ワーナーがつっかかってますな。

ま、あそこも版権の牙城で守られた「スー○ーマン」なる

キャラクターがいるし・・・。

あそこも、版権防衛に対しての恐ろしさは有名だな。

 

ワーナーは世界配給を向けて作った最初のアニメ映画

「スペース・ジャム」大コケしたから、もう諦めたのかと思ってたけど。

 

発端は、ディズニーの「ムーラン」だろーね。

例の、中国の父親思いの娘の話。

セルアニメ+CGという、80年代以降あまり進歩していない

日本のアニメとは比べ物にならないすごい作り。

でも、ヒロインが有能すぎるじゃん?

なんか、いまひとつって感じ?みたいな。

 

なんかね、ヒロインが賢すぎるのよ。

どんなピンチもほとんど独力で片付けちゃう。

だから、あんまり共感が沸かないんだよね。

話の主軸もあいまいだったし。

悪役もただ凶暴なだけだし。

エディ・マーフィーのドラゴンも、本当に必要だったの?

 

で、ほぼ同じ時期にワーナー側が出した映画が

「魔法の剣 キャメロット」

なんか昔あった「キャメロット」って映画と邦題かぶってない?

ま、いいけど。

こちらはアーサー王の時代を舞台にした剣と魔法の物語。

ある意味、ありがちな話。

こっちは、父親の遺志をついで騎士になる事を夢見る娘の話。

基本的に、各登場人物の成長物語だね。

 

こっちも、セル+CGだったな。

どちらも「父−娘」というのは偶然なの?

しかも、こっちもドラゴンが出てくるんだよね。頭2つあるやつ。

でも、こっちのドラゴンはちゃんと活躍するんだよね。

頭の片方の声は「モンティ・パイソン」のエリック・アイドル。

ドラゴンの飛行シーンで「スー○ーマン」のテーマが

かかるのも、ワーナーならでわだね。

 

全体的にこっちの話の方がキャラクターが立ってて面白かったな。

悪役も、いい味出してたし。

 

やっぱり、このテの映画は

善玉は善玉らしく、悪玉は悪玉らしく

これ基本だよね。と、思うけど、どうでしょう?

 

特に、最近の日本産アニメは世界観や

キャラクター設定にばかりこだわって中身が無い作品が多くて

食傷ぎみだったから、逆に最近の海外アニメが面白くてたまらんです。

 

結論としては、個人的にはキャメロットに軍配をあげたいです。

ま、どっちも興行的にはイマイチくんだったけどね。

 

最近の「ターザン」VS「アイアン・ジャイアント」は

どっちも面白かったけど。

 

余談ですが、僕は「エヴァンゲリオン」嫌いです。

最初、ちょっとブームになり始めた頃、どんなもんだろうと

見たことがあるのですが、何だろね。

何が面白いのかが、正直、理解できなかったな。

日本のアニメ全体に言える事なんだけど、

女のキャラクターが多すぎ。しかも、多い割に全員キャラクターがかぶらない。

その割に、男性諸氏の独占欲をくすぐるような性格設定だよね。

あれって、視聴者があの女性キャラのどれかに付けば、

結果的に視聴率も伸びるっていう計算なんでしょ?

あと、中途半端に専門用語とか出したりして、世界観の難解っぽさを

(言葉で)アピールしようとしてたり。

あれって、その方面をあまり知らない人には「特命リサーチ200X」的な

面白さがあるかも知れないけどさ、

知ってる人はサラリと受け流しちゃうでしょ?

そうすると、逆に薄っぺらい印象が残るんだよね。

あとラスト。人づてに聞いたけど、「イデオン」だね。

 

で、つまらないという結論に出たわけだけど、僕もまだ甘かったね。

周囲の人間もみんな「つまらない」と思ってると勘違いしてたのよ。

で、ある日数人の友人と話してる時に、「エヴァンゲリオン」ネタが

出たんだけど、ここぞとばかりに非難したら、みんな黙っちゃってねぇ。

あの沈黙の中で、「あ、失敗した」と後悔したけど、遅かった。

 

人それぞれだね。難しいよ。

 

 

余談だけど、MGMも最近アニメーション映画作らなかったっけ?

あれ、どうなったの?


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