米国発都市伝説


珍しくフォームに投稿があったので、

今回はアメリカの都市伝説を扱ってみようかと・・・。

 

 

1.WELCOME TO THE AIDS WORLD

これが投稿にあったやつです。

(ありがとうございます)

数年前にかなりブレイクしていた話ですね。

売春婦(素人の場合も)とコトに及んだ翌日、

「エイズの世界へようこそ」

という書置きがあるという話です。

客や暴漢によってエイズを移された女性が

世の男性に復讐して回ってると言う動機付けが一般的です。

「兎」さんの投稿だと、その女性の名前は

「エイズ・メアリー」だそうで・・・。

昔は名前ついてなかったなぁ。

「兎」さんは「エイズ・キャリー」から来ているのでは、という事ですが、

僕は「ブラッディ・メアリー」から来ているのではと思うのですが・・・。

分からないけど。

 

 

2.ブラッディ・メアリー(ブラッディ・マリー)

これが前述の「ブラッディ・メアリー」です。

が、これに関しては僕もよく知りません。なんだそりゃ。

何でも、車を運転中に特定の場所に着いたとき、

(もしくは彼女の話をしたときに)

バックミラーに血まみれの女性が写るというものだそうです。

ウォッカ45ミリリットルに適量のトマトジュース、

それにレモン汁を少し加えると同名のカクテルが出来上がりますが、

それとは関係ないようです。

 

 

3.消えるヒッチハイカー

日本では御馴染みな「タクシーの幽霊」のオリジナルです。

ヒッチハイカーを拾って目的地まで連れて行くと、

ヒッチハイカーが消えているという話です。

拾う場所や目的地は様々ですが、

日本のように目的地が墓地だったり、

目的地で葬式をやっていると言うパターンは無いようです。

そのヒッチハイカーが行方不明者だというのが、

比較的多いパターンのようです。

ヒッチハイカーを拾った場所で行方不明になってたりとか。

 

原型は開拓時代の「インディアンの花嫁」という話だと言われています。

行方不明になった花嫁が幽霊になって家族の下へ帰るという話。

(拾ったのは自動車でなく馬)

 

もしヒッチハイクする機会があれば、消えたりせずに

ちゃんと礼は言いましょう。

 

 

4.鉤爪男(フックマン)

手が鉤爪になっていて、アベック(死語)を殺して回っているというやつ。

アベックの乗る車に轢かれて両腕を失った男が

無差別に復讐して回ってるそうです。

日本でいえば口裂け女なのかな。

口裂け女といえば、小学生時代に言われていた口裂け女の特徴は

「口が耳まで裂けていて、ポマードという言葉に弱く

100メートル3秒で走るのでデンジマンでも追いつけない」

だったなぁ。懐かしいなぁデンジマン。

 

 

5.人の消える更衣室

とにかくバリエーションの多い話。日本にも伝わってたな。

・夫婦(恋人同士)で買い物にいく

・女性がブティックに入り、試着のため更衣室へ

・時間がかかりそうなので男は別の場所へ

・しばらくしてブティックへ戻ると、女性が消えている

序盤の展開は同じパターンなのですが、

この先の展開は・・・

男性が警察に通報、警察が踏み込む更衣室の奥で軟禁されていた女性を発見

行方不明のまま
外国へ売られた
臓器売買業者に臓器を抜かれ、帰宅
手足を切断され、外国で見世物に
手足を切断され、外国で見世物にされ、郵送されて帰宅
手足を切断され、孕ませられた上に外国で人間だるまとして見世物にされ、

女性を探し出した両親が「あれは家の娘じゃない」と言って見捨てる

こんな感じ。珍しく表なんか使っちゃったよ。

日本版では「北朝鮮行き」という笑えないオチもあります。

ちなみに、表中の外国と言うのは日本か中国のようです。

 

個人的には

放置されて怒った女性が先に帰った

なんてのもアリかと。

 

 

6.件名:出張者は臓器に気をつけて

もともとアメリカのSPAMメールで広まった話だそうです。

要約すると

・出張先のバーで仲良くなった人と酒を飲む

・気が付くとホテルの浴室で寝てる

・背中にホースが生えてる

・目の前のメモに「911」に電話するように書いてある

・電話して状況を伝えると、救急隊員に

「あなたの腎臓は無くなってますよ」と、言われる

・臓器売買業者に抜き取られたらしい

と、いう話。

ちなみに「911」というのは、日本の「119」です。

 

 

7.UFO

都市伝説としてはどうか、と思いますが

あまりにメジャーなので・・・。

UFO研究所として話題を集めていた「エリア51」が、

最近の情報開示で新型偵察機の実験場だったことが判明したため、

(正確には偵察機及び戦闘機のステルス技術)

少し下火になってきてるようですが、まだまだファンは多いようです。

個人的には、UFOの話自体がステルス技術の情報を隠匿するための

かく乱情報だったのでは、と思いますが。

初期の目撃者は例外なく軍人だし。

(地球外生命体を否定してる訳じゃないけど)

 

数年前「Xファイル」がアメリカでブレイクしていた時、

UFOの機密を世に暴こうと

「KUJI」というハッカーがFBIやライトパターソン空軍基地にハッキングして

FBIに捕まってました。が、動機を聞いたFBIは

「裁判する気にもなれない」と、未処分で釈放してました。

 

余談ですが、UFOの元の名前

「FOO FIGHTER」(フー・ファイター)の「FOO」というのは、

「ほにゃらら」や「なんちゃら」という俗語だそうです。

「ほにゃらら戦闘機」ってね。

 

 

8。ビックフット

UFOに次いで有名な、北米版雪男みたいな話。

最初に発見されたのが大型の足跡だったのが名前の由来だそうです。

UFO同様、目撃報告は絶えないそうですが・・・。

ちなみに雪男や猿人といった話、

2000年前の中国には既にあったそうです。

個人的には、ビックフットがメジャーなのは

UFO同様インチキがしやすいからだと思ってるのですが・・・。

冗談。

 

 

9.いないはずの動物

ニューヨークの下水道にはワニが住んでるそうです。

コヨーテが北米大陸でたまに目撃されるそうです。

動物園から逃げ出したり、または捨てられたペットだったり。

ニホンオオカミの話みたいなものでしょうか?

 

生きてて欲しいと思うけどね、ニホンオオカミ。

 

 

10.食品の異物

一つはソーセージに指輪が(指そのものが)入ってたりと、

ようするに人肉ソーセージの話。

大手のソーセージ業者が

「人肉を混ぜるとおいしくなるから」と、

浮浪者などを殺して原料にしてるそうです。

実際問題、生産ラインに乗せるのは無理だと思うんだけど。

いや、量がね。

もう一つは有名なハンバーガーショップの肉。

食用ミミズや食用ネズミを使ってるとか。

高校時代、猫の肉を使ってると言われる店がありましたが、みんな

「猫だろうが猿だろうが、安きゃいいんだよ」

なんて平気で食べにいってました。

 

ちなみに、食用ミミズや食用ネズミは実際にあるそうですが、

それを原料に使うと、牛をつかうより金がかかるそうです。

 

 

11.飲み込んだ生き物

キャンプ地で蛇の卵を飲み込んだ男性、

その後、食事の量は増えたのだけど体重は減るばかり。

で、病院にいったら、胃の中に生きている蛇がいた。

それだけの話。

 

日本では、男性のアレに「フジツボ」が生える話があったけど、

それにくらべれば、まだまだ。

 

 

12.フィラデルフィア実験

これも都市伝説としてはどうか、と思うのですが、

UFOの所で「情報かく乱」の話が出たので。

「フィラデルフィア・エクスペリメント」というタイトルで映画化されたので、

知っている人は多いと思いますが、

戦時中、アメリカが巡洋艦をつかって電磁波装置の実験をした際、

装置の起動後数分間、巡洋艦が忽然と消えてしまったという話。

再出現後、船員が船の壁にめり込んでたとか、

消失中別の場所で目撃されたとか。

 

ある歴史家の話だと、これが

オカルティックな内容の情報かく乱第一号だそうです。

ちょうどこの時期、アメリカでは「マンハッタン計画」と呼ばれる新兵器開発があり、

そのために、こういったオカルティックで意味ありげな情報を流して

一般の人たちや諜報員の目を故意にそちらに向けたのでは、という事です。

ちなみに「マンハッタン計画」というのは、核兵器開発の事。

 

夢の無い話だけどね。

 

 

13.死んだはずだよ

文字通り、死んだはずの人間が実は生きているという話。

マリリン・モンローやエルビス・プレスリーとか。

最近では2PAC(トゥパック・シャクール)とかでしょうか?

特にプレスリーに関しては、未だに目撃証言が絶えないようで・・・。

 

中国の山間部の人たちの中では、

未だに毛沢東は生きていると思っている人もいるそうですが、

こちらは都市伝説とか言うより、本気でそう思ってるそうで。

 

 

14.おまけ

成人が気付かずにクモを飲み込んでしまう量は、

年間8匹だそうです。

 

 

 

この話はひとまずこれで終わりです。


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