装備・道具にこだわる

何回も山に行っていると、使う道具が決まってくる。

山に行っていつも感じるのだが、大きな重いリックを背負っている人の何と多い事やら、何が入っているんだろう。

 

初期の頃はキャラバンシューズ。今まで5足履きつぶしている。皮製の登山靴も買ったが、重いので、真冬の雪のある山の時にしか履いていかない。普段は布製の軽登山靴で十分だ。なんといっても重さが全く違う。一回軽い靴を履くと二度と重い靴は履きたく無くなる。 最近まで履いていたコールマンのハイキングシューズが、踝に当たるようになってきた。色々調整してもだめなので、テクニカのハイキングシューズ(ワゴン売り)に変えたら調子よい。

リック

普段はデイバックに、毛の生えた様なもので行っている。なにせ荷物が少ないから。。。水筒と弁当と雨具と防寒着で十分だ、他には重いから持っていかない。泊まりとか山頂でパーティをするときは50Lクラスの物を持っていく。

衣類

下着の上は、真夏はクールマックスの半袖、他の季節は真冬でもダクロンの半袖を着用している。上に着るシャツは、真夏以外は毛の長袖、真夏はクールマックスの長袖を着用。四季を通じて長袖を着るのは、藪漕ぎが多いため。春や秋でも山頂は思いの外寒い。速乾性の衣類で以前に比べだいぶ楽になった。ズボンは速乾性の伸縮性に優れているのをはいている。

雨具

もっぱら傘をさすことが多い。風が無ければ物理的に濡れないから。難点は両手が使えなくなることくらい。ゴアテックスの上下はあるが、ほとんど使わない。あれば冬の防寒着にもなる。スパッツもほとんど使わない。 それ以前に天気の悪いと予想される日は山に行かない。

手袋

真冬以外は、農作業用のを使っている。木をつかんだり岩に手をかけるのが多いので、丈夫なのがよい。藪漕ぎでとげがあったりするのが多いため。

常備薬

腹が弱いので良く下痢をする。で、必ず正露丸は持っていく。山中で腹が痛くなった時があり、そのときは大変だった。虫さされの薬は持っていった方がよい。山では何にさされるかわからない。特にブヨに刺されると1週間は腫れたままで、大変な思いをしたことがある。虫除けは塗るタイプの物は汗で流れてすぐ効かなくなるので、スプレーを持ち歩く。ヤブ蚊には効くが、ブヨには効かない。ブヨにはハッカ系でないと効かない。エアーサロンパスが一石二鳥で具合がよい。薬ではないが、日焼け止めは必ず持っていく、最近の紫外線は思っているより強い。次の日、顔がぼろぼろになったことがあるため。

飲料

昔は麦茶とか、ジュースとかを持っていったが、最近はスポーツドリンクという優れものがあるので真夏でも1Lあればほとんど間に合う。お勧めはバーム。

懐中電灯

白色LEDを使った、ヘッドランプがお勧め。電池は長持ちするし、電球の切れる心配がない。

ラジオ、鈴

鈴は熊よけには必需品。なるべく高い音が出るのがよい。ラジオは熊よけの他雷の予想もつくので夏場は必ず持っていく。熊よけには放送局を受信すればよいが、雷予想には放送局のないところをバッドチューニングすると、ノイズで雷の近さがわかる。

あると便利な小物類

テーブル:30c×20c位のリックに入る大きさの木の板(食事するとき何かと便利)

座布団:発泡スチロール製の折りたたんでリックに入る大きさにする(雪の上で座るとき重宝する)

虫除けネット:しつこいアブや、ブヨなどには効果てきめん(尾瀬近辺など虫の多いところでは持っていく)

ゴーグル:猛烈な藪の時は目に枝やらほこりやらが入って前が見えない。花粉避けにも使ってみたが、きやすめ程度だ。

あれば便利と思われる物

携帯GPS:林山会では是非欲しい物の一つだが、GPSを使ってまで登ろうという気はあまりしない。

車用ナビ:アプローチのため。でも、おそらく使わないだろう。

ETC:最近導入。通勤割引がきくのは、大変に大きい。

実用新案

 蜘蛛の巣よけ棒