残馬山
1107mh 1993/1/23 晴れ時々曇り前回登るはずであった残馬山に登った。前回下調べを充分にし、地図上で詳しく検討
したつもりだったが、前回迷ったところでまた迷ってしまった。前回同様このまま右の
沢を詰めるとまた、岳山に登ってしまうので、適当に登りやすそうな右側の尾根を選ん
で残馬山を目指した。薮漕ぎグレード5級の猛烈な薮との戦い、約1時間ほどでやっと
薮が切れた。残馬山の稜線に乗れたが主尾根ではない。主尾根は左から来ている座間峠
から大茂峠の稜線は前方に見えた。ここからは、雪がかなり深いので足元を気にして進
む。山頂はもう少しである。山頂にはゲートから約2時間で着いた。山頂は平凡で標識
が2枚打ちつけてあるだけであった。山頂からの展望は無く、雪が積もっていてとにか
く寒いので、昼食と記念撮影もそこそこに下山の準備にかかった。毎度の事であるがま
た昼食のテーブルを持ってくるのを忘れた。
下山路は最初の計画では、大茂峠を通ってガイドの通りのルートで下山するはずであ
ったのだが.....何処が大茂峠からの下りる道であるのがよく解らず、かなり先ま
で行った所でUターンした。結局下に見える谷を目刺し、下りやすい尾根を選んで、い
つものごとく強引に下りた。しかしこの下りた所も登って来た所同様ものすごい薮漕ぎ
5級。悪戦苦闘の末下りた所は、登りに選んだ尾根のすぐ先と判明した。
しかしこの山に登った人達は、(主稜の尾根には、かなり最近と思われる踏み跡があ
った)いったいどこから登ったのであろうか?謎である。ガイドのルートはいったいど
こにあるのだろうか。
薮と雪とルートファインディングに苦しんだが、なんとか下山できた。登りも下りも
そんなに時間が変わらないというのも珍しい。雪が少ないと予想していたが、やはりこ
の前降ったのが残っていた、この季節は雪と寒さに対する準備は万全としていかなくて
はいけない様だ。
***コースタイム***
ゲート10:11〜山頂12:13 12:45〜二股14:10〜ゲート14:55