登山報告 高谷山601mh ★★★ 天候  晴        平成19421日(土)

 道路地図にも載っているこの山は、最近まで登路が解らなかった。インターネットで2件と栃木273に載っているのみだった。どこから登るか迷ったが、南面はロープのお世話になりそうなのでいつものパターンの林道を詰め、そこから強引に尾根に登る北面ルートを選んだ。大越路トンネルを過ぎ粕尾峠方面に向かう。加戸沢入口のバス停を過ぎると橋があるので左折する。真新しい林道が登って行くが、登山口は橋を渡ってすぐの、直進する一見車が入れなさそうな道に入る。林道は入口付近がぬかるんではまりそうなので、車を新しい林道の路肩に止め、細い林道を歩いていく。林道終点付近は車止めの盛り土があり、車はこれ以上入っていけない。栃木273のルートではこの辺から、赤いテープに誘われ沢沿いに登っていく道があるとあるが、解らずまっすぐ林道を詰める。(下山時に解ったのだが、車止めの直前の右側が丸い石の石垣の地点に左の沢を登っていく踏み跡がある。藪に覆われわかりにくい場所だった)。方角的に少し右に来すぎているようだ。とうとう道が無くなり沢を歩く。赤テープが出てきたが植林の為の物のようである。よく見ると古い赤テープが上を目指して着いていた。強引に尾根に取り付き着いた所は何と、548m北の鞍部であった。稜線上は明瞭な道があり、山頂目指す。途中栃木273にあった道祖神峠を通過し、山頂に着いたのは歩き始めて約2時間強かかった。雰囲気の良い山頂で、けっこう登って来るようで、標識が3つも着いていた。山頂からは少し前に登った、谷倉山、三峯山がよく見えた。下山は同じルートではおもしろくないので、道祖神峠から栃木273のルートを探すべく峠から下りた。植林地帯をジグザグに降り、まもなく沢沿いの凄く良い道になった。この道を登りに使えば、登り1時間程で山頂に立てるだろう。15分程で林道の取り付き点に着いた。時期が冬ならば注意すれば解るだろうが、この時期藪が出てきて解りにくい。また、入山禁止の看板があちこちに建っていてこの時期の里山は気を使う。

 

※※※コースタイム※※※

加戸沢上p10:14〜鞍部11:25548m11:36〜道祖神峠11:49〜山頂12:26 13:01〜道祖神峠13:19〜林道取付点13:35〜加戸沢上p14:00