勝雲山 1322mh  1994/4/23 曇り

1993年2月に地蔵岳に登ったときの帰りに、登ろうとした勝雲山に登った。このときは雪で車が通れず断念した。やはり何かのついでに登ろうと思うのは、よほど近い山か、低くてアプローチの簡単な山でなくては登れない。

 粕尾峠からの道を分かれ古武ヶ原方面に向かう。途中にある家の前から登り始めるのだが、2件有りどちらから登るか迷った。最初の予定では1201mのピークを目指しそこから尾根上を登るコースを考えたのだが、後の家の前から登ったのは、下りに使うルートであるのが後で判明した。橋を渡り家の前を通り過ぎ、とにかく尾根を目指す。最初に分岐があったが右に下の方に行くような気がしたので左の道を選んだ。ほどなく行くと道が無くなってしまった。どうやら右が正解のようだ。歩きやすい所を選んで薮漕ぎ2級で本道に出た。本道からは、稜線は目の前である。右前方を見ればアンテナが2基ありどちらかが山頂であるのは間違いない。最初のアンテナは防災無線で山頂の形跡はない。次のアンテナが山頂であった。三角点は見つからなかったが、対空標識の残骸と勝雲山と書かれたプレートが2枚あった。山頂からは残念ながら展望が利かず、中継所と金網がじゃましており興をそがれた。が、山頂は暖かく昼食を取るには絶好のひよりであった。山頂を少し下った所からは地蔵岳や前回登った石倉山が良く見えた。下山は登りと逆のコースを選び、マイクロ反射板を目指し尾根を下った。マイクロ反射板のあるところが1201m地点かと思ったが、三角点は発見できず現在地確認できない。どんどん下るが、下山路に当たるUターン地点は発見できなかった。なおも下るが、どうやら下り過ぎた様でこのまま下れば粕尾峠まで降りかねないので、引き返し、車道を車の通る音を頼りに進む。車道に飛び出したところは、最初の家があった地点から、少し手前であった。

 時間があったので地図上にある池に寄ったが水が枯れており残念だった。

 

***コースタイム***

2軒目の家の前10:55〜山頂11:20 11:52〜2軒目の家の前12:47