石裂山、月山 879mh    1996/1/13 快晴

林山会としては、2度目?になる安蘇の山である石裂山は、アプローチが長く何年も前から登ろうとしていた山である。今回は、前回尾出山の時間を参考にして日光方面と同じ時間であると判断し登ることにした。坂戸をいつもの時間に出発し、登山口である石裂山荘の加蘇登山口に着いたのは、途中の道が凍っているのが心配であったが、最後のほんのわずかな距離だったが3時間掛かった。登山口には「この山は、一部ハイキングコースとして紹介されていますが、本格的な登山コースで、この2〜3年の間に3人の死亡事故がありました。」と物騒な看板があった。登山口を10:47分に出発。ガイド及び案内板の通り、ループのコースを取ることにした。登山道は良く踏まれていて人気のある山であることが伺える。登っていく途中に、竜ガ滝、千本桂などがあり飽きさせない登りである。中ノ宮を過ぎた当たりから東剣ノ峰までは岩場と鎖場及び梯子の連続だ。東剣ノ峰には1時間少しで到着。少し先に展望台があり、良い展望であった。東剣ノ峰の下りは鎖場があり降りるのに手間取った。また登り換えして西剣ノ峰。西剣ノ峰を下ったところに峠があった。御沢峠である。西から石裂山山頂までは15分で到着した。ガイドにあるより思ったほど狭くなく展望も良い。登山口からここまで2時間近く掛かっているが、足場が悪く雪も凍っていて鎖場ではさすがに足下に力が入った。登山口にあったあの標識の文句がなるほどとうなずけた。山頂で記念撮影と昼食を済ませ、次の目的地である月山はすぐ目の前に見える。月山山頂には12分で到着。さすがにここが最高地点だけあって展望は抜群である。日光連山、塩原の山々、宇都宮方面の平野も良く見えた。月山山頂からの下りも強烈で、登りより神経を使いながら降りた、なにせ雪が積もっていて滑るからである。帰りの下り道は、登りほどハイライトはなく、一気に降りているという感じであった。

kkkコースタイムkkk

加蘇山登山口10:47〜東剣ノ峰11:59〜西剣ノ峰12:15〜石裂山12:30 13:18〜月山13:30 13:43〜加蘇山登山口14:39