しかし道といってもほとんど垂直に登っていく感じの、両腕をフルに使いながらの登りである。勾配がやや緩んできて三ﾉ宿山の肩に着いた。三ﾉ宿山の山頂に着いたのは一時間かかってしまった。ここまでの道も薮漕ぎの道であった。山頂から一旦旧三ﾉ宿峠に降りる。

標高差３０ｍ程であるが、すごい急である。旧三ﾉ宿峠には祠があり、昔は人の往来が、多かったのを伺わせる。ここからは男体山が良く望まれる。山頂には雪雲が掛かっていて、まもなくこちらに来るようである。ここから大木戸山の山頂までは７０ｍの登りである。

雪がぱらついてきた、風も強くなってきた。男体降ろしがまともに吹き付けている。三ﾉ宿山からあえぎあえぎの３５分で大木戸山に到着した。山頂には見たことのあるプレートが一枚あるだけの山頂であった。山頂からの眺めもまずまずである。いつかくるであろう六郎時治山もすぐそこに見えるが、大変そうだ。下りは同じ道を下った。１時間１０分で林道の三ﾉ宿峠に到着した。

�k�k�kコースタイム�k�k�k

三ﾉ宿峠11:19〜三ﾉ宿山12:19〜旧三ﾉ宿峠〜大木戸山12:55　13:20〜旧三ﾉ宿峠〜三ﾉ宿山13:43〜三ﾉ宿峠14:30