大萱山 1154mh     1992/11/2 晴れ

 林山会にて黒坂石付近で残っていた大萱山は、国道121号線から見えるのではないかと思われる位に近い場所にあるが、実際に登るには、黒坂石ダムの奥の尾沢から登る。

山頂にはダム関係の無線中継所があるので、その道が国道から実際にはあるのかもしれないが。

 ガイドによると、尾沢沿いの林道は一般車通行止めで、その林道を約3キロ歩くとでていた。案の定林道の入り口には、見張りがいて車のチェックをしていた。山頂の中継所の仕事に来たと偽って、林道に強引に入り込んだが結局林道の工事やら木材の積み出しやらで、なかなかスムーズには進む事が出来なかった。結論。工事をしている林道にはなるべく入り込まないのがいいようだ。よけいな気を使ってしまう。

 林道の終点(らしき所)あとからわかったのだが、ガイドに書いてある広場。の少し先に車を止め、その谷を詰めてとりあえず尾根上に出ようという計画をしたのがそもそもの失敗の始まり。正規のルートから大きくはずれた。本来ならば県境の尾根に取り付く予定が子尾根の広い所に出てしまい、迷いに迷ってしまった。結局山頂には約1時間オーバーで到着した。山頂からは、日光連山の山並、袈裟丸山から皇海山の展望が素晴らしかった。

山頂はあまり広くなく、少し下がった所にあるダムの無線中継所のあるあたりが見晴らしは良かった。

 下りはどうするか迷ったが協議の結果、正規のルートを探して下りる事にした。山頂から県境の尾根上にはテープの目印があるが、問題は林道の広場に出る道がはたしてあるかどうかであったが、テープはちゃんと林道の広場まで続いていた。林道の広場は実際には、そこまで車で入る事は出来ず、工事現場から広場までは約10分の歩きであった。

 

***コースタイム***

 林道車を置いた所11:09〜大萱山山頂13:06 13:52〜林道広場〜車を置いた所15:0