大畑山 754mh     1992/12/23 晴れ

 林山会の1992年度の登山も無事終了する事が出来た。今年は1月の御前山を初めに今回の大畑山まで実に内容の濃い一年だった。

 今回の大畑山は、足尾にある標高的には低い山であったが、ガイドの通りなかなか歯ごたえのある山登りであった。登山口からまず道が不鮮明で、あのまま真っ直ぐ進んでいたならばどこにでたのか解らない、おそらく何時間経っても山頂にはつかなかったであるろう。尾根に出るまでも薮の深い道があり、尾根になってからは、完全に地形判断を要する山であった。

 今回は色々と反省させられる所がある山行であった。まず、山頂で、なべやきうどんを作るときは、テーブルを持ってくる事。杉林の中での食事は上から杉の枯れ葉が降ってくるというのを忘れていた。また、今回は肝心な2万5千分の1の地形図を持ってきていないこと。などである。林山会のマニュアルにもまだまだ、書き足す事があるようだ。

 登山口からは、沢沿いの道を歩く事約50分で尾根上に出たが、ここからは右に行くか左に行くか、迷った所である。いったんは右に進んだが、どんどんさがっているので、戻り左に進路を取る、薮の多い道を歩く事約20分で山頂だ。山頂は小広くなっており、テレビの共同システムがあり、展望もまあまあだが、風が強いのには参ってしまった。

山頂では恒例の鍋焼き忘年会をそこそこに済ませて下山。下りは約30分かからなかった。

***コースタイム***

大畑登山口10:00〜山頂11:10 12:08〜大畑登山口12:42