熊鷹山、根本山 1199mh   1991/5/18 晴れ

 熊鷹山に登るには、正規のルートでは根本山から尾根伝いに目指し、十二沢に下り込むコースが一般的らしいが、十二沢の林道の途中から山頂を目指す道があるので、そちらを利用した。その道はガイドブックにもあるように、林道がヘアピンカーブになっているところから始まっていた。割合にはっきりした道が沢から尾根に向かって延びている。途中何カ所が分岐があったが、ジグザグを繰り返し尾根に取り付き稜線上に出た。分岐点には標識があり、熊鷹山の山頂はもうすぐだ。山頂には不二熊橋から歩いて一時間半かかった。山頂はガイドの通り三百六十度の大展望だ。山頂付近はツツジが満開で天気は快晴。三拍子揃ったのは本当に久しぶりだ。この山は結構人気あるらしく、たくさんの登山者がいた。みんな、どのガイドブックを調べて登ってきているのだろうか。


 素晴らしい展望の熊鷹山を後にし次の目指す根本山には尾根上の平坦な道を約45分ということであるが、途中の十二山はどこが山頂か解らず、途中の根本神社の所から尾根道を歩いて根本山に直接登れる道があると言うことであった。しかし解らず、結局巻き道を歩くこと45分で尾根と沢の分岐。山頂にはここから20分。山頂は展望もなく狭い。下山は楽な尾根コースを選んで不死熊橋には丁度1時間で着いた。