庚申山 1901mh    1993/8/13 晴れ時々曇り

林山会恒例のお盆の登山は、今回は一泊ではなく日帰りとした。庚申山は南総里見八犬伝で有名な山であるとは、登ってみるまで全く解らなかった。

足尾銀山平を9時30分に出発。ガイドブックによると一の鳥居までは、長い林道歩きで約1時間とある。50分くらいで一の鳥居に到着した。ここには庚申7滝がある。家族ずれも結構ここまでは歩いてくるようだ。帰りによって見ることにした。一の鳥居から庚申山荘までは、登りが結構きついが約1時間で到着した。庚申山荘までも結構歴史を感じさせるものがあった。庚申山荘から山頂までは、ガイドによると約1時間とある。地図で見るとほんのわずかな距離なのだが。案内板を見て納得した。山荘から山頂までは2通りのルートがあって、一つはごくふつうのコース。2つめはおやまめぐりと呼ばれる、奇岩怪石の妙義山の石門めぐりのようなコースである。時間的におやまめぐりは無理そうなので、ふつうのコースを選んだが、このコースでも奇岩怪石の多い楽しいルートであった。裏見の滝や色々な石門、階段、鎖場、体内巡りなどがありバラエティにとんだコースであった。なるほどこれでは、この短い距離で1時間も掛かる理由が解った。奇岩怪石の場所をやっと通り過ぎいよいよ山頂である。山頂直下はやや平坦になっており、だらだらの登りを過ぎて山頂到着した。山頂はどこにでもあるごくふつうの山頂であった。木が茂っていて展望は無かった。ちょと下がったところに展望台があるので、そこまで行ってみた。展望台からは、皇海山、鋸山11峰の険しいぎざぎざがよく見えた。下りは足下に注意しビデオ及び写真の撮影をしながら降りた。途中体内巡りなどに寄ってみた。7滝も寄ったが思っていたより豪快な滝であった。遊歩道も付いていてループになっていて家族ずれも来ることがうなずける。

 

***コースタイム***

銀山平9:30〜山頂12:54 13:35〜銀山平16:35