羽賀場山、お天気山 777mh   1998/5/4 曇り   

葛生鹿沼山域で一等三角点の山である羽賀場山は、古関の長安寺の駐車場に車を止め、送電線巡視路の杭があるところから登り始めた。稜線に出て直ぐ第一の鉄塔ださすがにここからの展望は抜群である。ここまで約30分。次の鉄塔までも何カ所か迷いそうな所があったが、道ははっきりとしていた。ここから主稜線までは直ぐで主稜線に出てしまえば山頂は直ぐである。山頂までは約1時間半で到着した。

 さすがに一等三角点の山で、色々なガイドに紹介されたようで迷いそうな所はテープがあり、忠実に踏み後をたどっていけば山頂に着けるだろう。山頂からの展望はさすがに一等三角点のあるところだけあって素晴らしい。後から到着した別のパーティも展望が目的のようであったがお天気が今市残念であった。

 林山会としては山頂に立てた時間が午前中と言うのはあまりなかったし、薮も深くなく割とあっさり登ってこられたので、このまま下山するのはもったいないので、単独で登るつもりだったお天気山に縦走することにした。お天気山の情報はパソコン通信であらかじめ仕入れて置いた情報を元に行動した。

 情報によると羽賀場山からお天気山までは約1時間と有り踏み後も割合しっかりしているが、単調な歩きのようだ。羽賀場山を12:07に出発。踏み後をたどり岩稜を越えて何カ所か迷いそうになりながら幾つかのピークを越えてやや広いピークに到着した。高度計の読みでは大体の値を示しているし地形判断からしてここがお天気山の山と思われる。山頂は標識の類は全く無かった、準備良く持ってきたプレートをとりつけ記念撮影をした。この先にもう一つピークがあり祠もあるという事であるがここが山頂と言うことにした。下山路はパソ通の情報では山頂を先に下った鞍部からのルートと祠のあるピークから直に降りるコースがあるようであるが、我々は山頂から東南東に植林のある降りやすい所を選んで大久保の集落を目指した。尾根を下り薮がうるさくなりそうになると植林づたいにたどり砂防ダムがあり沢筋に出た。出たところは以前鉱山があったようで立入禁止の看板が出ていた。この鉱山後までは道が来ていてこの道をたどれば大久保の集落に出そうな予感は大当たりであった。降りたところは地形図で349mの石切場のマークのあるところだった。県道までは山頂から1時間かからず下山できた。

大久保から古関までは歩いて40分ということなので今回はバスを利用することにした。バスの待ち時間を入れてもバスの方が楽であった。しかし250円はちと高い。古峰ヶ原からのバスはハイカーがたくさん乗っていた。羽賀場山の山頂であったパーティにも偶然バス停で会った。

 

kkkコースタイムkkk

古関長安寺10:00〜鉄塔@10:25〜鉄塔A10:52〜羽賀場山11:26 12:07〜お天気山12:55 13:22〜下大久保14:15