神戸山　1116ｍｈ　　　1995/1/14　晴れ時々雪

足尾の山は、有名な所は全て登ったつもりだったが、新ハイキングに神戸山と小屋戸山の紹介があったので、とりあえず登山報告のある神戸山に決定した。ガイドによると山頂直下まで林道が延びており終点からは７分くらいで山頂に立てるとある。しかしそれではあまりにもつまらないので、車が入れるところまでいき、そこから歩こうと計画した。萩平の集落付近に林道の入口があった。とりあえず林道を入り車を進めたが、かなりの勾配である。また雪が降ってきたので帰りに道に雪が積もった場合を考えて、車は林道入口に置くことにした。林道は乗用車でも通れない道ではなかった。がしばらく進むと道はかなり悪くなりだした。林道を歩くこと約５０分。適当な沢を捜し林道をエスケープする事に決定。雪がかなり降り出してきたのでこのまま林道を進むとかなりの時間がかかると予想した。沢には踏み跡らしき物があり、最初はいい感じで登っていたが、まもなく道が無くなった。こうなると強引に尾根をはいずり回って登るしかない。歩きやすい所を捜し悪戦苦闘して約４０分で林道に出た。どうやら山頂直下のようであるが、どこが山頂か解らない。とりあえず林道の終点までいったが山頂らしき物はない。振り返ると山頂らしき物があり、鞍部から登り始め７分くらいで山頂に立てた。山頂には何もないかと思っていたが、苦心して掘ったと思われる看板があったが、どこの所属かは解らなかった。山頂は思ったよりは見晴らしが良かった。山頂では記念撮影を早々と済ませ、雪が強くなってきたので下山にかかった。下山のルートは忠実に林道を降りていくことにした。登ってきた尾根を下るのはちょっと元気がなかった。林道にはうっすらと雪が積もっていたが、足下に注意しながら約１時間で車のあるところまで降りることが出来た。今回は出会ったパーティーは０であった。静かな登山をすることが出来た。