不動岳 664mh ★★★ 天候 曇り    平成14年210日(日)

 延び延びになっていた不動岳、奥武蔵の山々にまだ雪が残っているので心配だが3度目の正直と言うことで雪対策を万全にし挑戦とあいなった。日曜日と言うことで今回はいつもの葛生鹿沼山塊のアプローチを少し変え、122号を真っ直ぐ館林経由にてダンプ街道まっしぐらとなった。日曜日なのでいつもの街道にはダンプがいなく快調に車を走らすことが出来た。いつもは4時間近くかかるところが今回は3時間かからず目的の山口に到着する事が出来た。山口の林道を進む、途中の浄水場を工事していたのでその手前に車を止め、そこから歩き出すことにした。林道は途中で2カ所分岐があるが、旧道を目指し歩く。まもなく廃道になり、猛烈な藪こぎと倒木で前進不能と思われたが何とか通過できた。帰りは出来ればこの場所は避けて通りたいところだ。林道終点からは藪も倒木もなく沢を詰めていく。稜線直下はさすがに勾配が急になり尾根をいったんあがるが歩きやすい沢に戻るがあまり変わらない。まもなく稜線上に着いた。林道終点から約40分かかった。山頂は歩いているルートが最初の予定通りで有れば目的の不動岳は右にあるピークがそうだ。念のため左のピークに登り確かめてきてもらう。やはり山頂は右の顕著なピークで後少しの距離だ。鞍部からは岩場を通過し回り込む形で直下の登りをクリアー。ビニールひもの誘導で山頂に到着。山頂はあまり広くないが、葉っぱの落ちた木の間越しに展望が得られた。北方の山々には雪雲がかかりだしている。この山には雪雲は来る気配はないようだが天気が心配なので長居はせず昼食を済ませ下山にかかる。下山ルートは協議の結果来た道を戻るのは藪と倒木でまたまた難儀するので、南のピークを過ぎた地点の鞍部から一気に下り、新しい林道に出ようと言うことに決まった。南のピークの鞍部までは藪がうるさい。鞍部は植林地帯になっておりここを降りれば林道に出られそうである。急な植林地帯を一気に下り着いたところは予想通り新設林道の取り付き地点であった。

ここからは車を置いた所までは約20分で到着した。今回は道もはっきりしないが、雪も無く風もなく、下調べを万全にしたのが順調に歩けた要因のようだ。

 

☆☆☆ コースタイム ☆☆☆

林道途中10:00〜林道終点10:54〜稜線11:13〜山頂11:47 12:22〜南ピーク12:46〜林道取り付き13:14〜林道途中13:36