角落山・剣の峰 1393.1430mh   ★★      天候 快晴                                平成12129日(土)

 先月の宿題の山である角落山に登る。前回通った、はまゆう山荘の向かい側の狭い林道を入っていく。砂利道の林道は轍が深く、なおかつ湧き水で所々凍っている。白沢橋を少し行ったところで前進不可能と判断しここから歩き始めることにした。地図によると林道の終点までは2時間とある。林道歩きだけで2時間かかると角落山だけで、剣の峰の往復は難しい。とりあえず男坂はやめ、予定通り林道終点までは歩いたが45分で着いてしまった。林道終点広場にはマイクロバス1台とRV4が停まっていた。団体さんのパーティが登っているのだろう。登山道はごろごろした沢の中を歩いて行くが、ペンキの目印通りで迷うことはない。最近この山も登る人が増えたのだろう。目印がないと沢の分岐で迷う可能性が高い。途中崩壊地点を通り過ぎ沢を詰めて鞍部に到着。登山口から30分の距離であった。鞍部から角落山までは左の道を登るが、先ほどの団体さんのリックが10個程おいてあった。おそらく空身で剣の峰に登っているのだろう。角落山山頂まではたいしたところが無く20分強で到着した。山頂の眺めは雄大で、浅間山を隠さない浅間隠山の三角形が目の前に望まれた。団体さんが来る前に写真撮影と昼食を済ませ、次の剣の峰に向かう。団体さんが剣ノ峰を登っているときであろうか、かなり大きな声がしていたのは、手強い鎖場がたくさんあるのだろう。鞍部に戻り剣の峰に向かう。かなりの急斜面をよじ登っていく。途中木の根や尖った岩を頼りに登るところが何カ所もあり声が出ていたのも納得するが。垂直の崖を鎖一本で全体重を支える様な険しい所など無く。傾斜も緩んで平らなところに出た。一つ目のピークには慰霊碑が有り、次のピークが剣ノ峰山頂である。

こちらには三角点もありずっと静かな山頂であった。風もほとんどなく、暖かい山頂で時間をつぶし下山にかかる。下りはさすがに急で足元もすくむ所も何カ所があったが、一気に鞍部に到着。後はゆっくりと尖った浅間隠を見ながらの林道歩きで、車をおいたところまで戻ってきた。この位の行程(約5時間強)が冬の日帰り登山には丁度良いように思える。

☆☆☆ コースタイム ☆☆☆

赤沢橋東10:05〜林道終点10:50〜鞍部11:20〜角落山1150 12:18〜鞍部12:55〜険の峰13:30 14:00〜鞍部14:23〜林道終点14:42〜赤沢橋東15:17

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