登山報告 笹塒山 1402mh ★★★ 天候 晴れ    平成14年53日(金)

 以前登った竜ヶ岳で光苔の看板にあった笹塒山の山名が気になり、インターネットで探していたら、正規の登山道はないものの何とか登れた記事を見つけたので、GWの一番混雑する時期に登ってみることにした。竜ヶ岳の時と同じ場所に車を止め、林道を歩く。まもなく滑川林道支線の標識。目指す登山口は直ぐ先に工事現場の所から始まっていた。工事の影響で沢にいったん降りて登山道に取り付いた。しばらくいくとフェンスが出現。ガイド通りだとフェンス沿いに進むと有るが、途中また急な沢を横切る。フェンス沿いに進んでいくと分岐になった。よい道はフェンスから外れているのでフェンス沿いの歩きやすい踏み後を探して登る。植林地帯を抜けると周りが開け伐採地に着いた。ここからはこれから登る笹塒山の全貌が望まれた。上を見るとカーブミラーがあり、林道には直ぐに到着した。登山道はこの尾根を強引に登っていくようで青いテープが結んであった。小尾根を強引に登ると伐採地になり広い道が尾根上にあり登りやすい。広い道が終わると分岐になった。分岐には右に行くようにとの合図か?赤ペンキが表示してある。しかし地図上では道は左になっているのでガイド通り左に進路を取る。まもなく沢が登山道上にありこれを横切る。少し先には大規模な崩落で登山道が寸断されていた。歩きやすい場所を探し何とか対岸に着いた。ガイドではここから笹の小尾根を登るとT字路になり尾根に取り付くと有るが、その笹の小尾根が解らない。左に踏み後のある笹の道が続いていそうなのでそちらを歩くことにする。しばらくいくと道は消え、藪もだんだんと深くなってきた。途中何度か道が現れたりしたが、このままいくと竜ヶ岳との鞍部に出そうなので、進路変更。右の急な斜面を強引に登ることにした。しばらく両手をフルに使い明るい所を目指して何とか尾根に到着した。登り着いたピークは13701390のどちらかであろう。とにかく山頂はこのまま右に進めば良さそうだ。一番高いピークに到着。ここから青テープがあり直に降りていく道が有る。次のピークに標識と祠があり、どうやらこの1390mが山頂のようである。展望はガイド通りで期待していたよりは良かった。竜ヶ岳の先に浅間隠その後ろには浅間山が望まれた。笹塒山はこの4つのピークを総称して読んでいるようだ。山頂までは歩き始めて何と2時間40分もかかってしまった。久々のきつい登りである。GWにもかかわらず竜ヶ岳には何人か登っているようであったが、さすがにこの山では誰とも会わない静かな時間が過ごせた。下山は一番高いピークから青テープを頼りに一気に降りる。途中嫌らしい分岐があり右の歩きやすい所にいきたくなるが、尾根を忠実にいくには左に急な所を降りる。後は途中何ヶ所化のアップダウンを繰り返し、最初にあった分岐に着いた。登りはこちらの道を使った方がわかりやすく危険な場所も無い。まもなくカーブミラーのある所に着いた。ここからは林道を歩いて降りた。途中林道に分岐があり本道に行くととんでもない所にいきそうなので支線に入る。しばらくいくと先ほどの工事現場の登り口に着いた。

☆☆☆ コースタイム ☆☆☆

林道G9:46〜林道支線分岐10:04〜山頂12:26 13:17〜林道上部13:52〜林道G14:41

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