登山報告 角間山、桟敷山、小桟敷山1981mh  天候  快晴 平成19616日(土)

 5月から6月にかけては、土日が雨のパターンが続き、梅雨入り宣言も出されたのであきらめていたが、前日の天気では晴れの予報。6月には外れた山が無いので、当初の予定通り浅間近辺の登ってないとこシリーズに決定。今回予定では3山登るので高速を使うことにした。いつもの時間に出発し、登山口である鹿沢温泉には9時半に到着。まずは角間山から登る。駐車場付近には2本の道が来ていた。一本は湯ノ丸山。もう一本が角間山への道。角間峠までは良い道が続き峠までは、すぐに着いた。峠一体はレンゲツツジの大群生地で天然記念物に指定されているようだった。峠からは周りの景色がひらけ、湯ノ丸山、烏帽子岳を見ながらの登山となった。高度を上げていくと、何と富士山が見えてきた。この時期、この地域で富士山を見るのは初めてだ。今日はよっぽど空気が澄んでいるのだろう。だんだん高度を上げていくと、北アルプスの雪屏風が広がってきた。目の前に角間山がそびえ立つ。原生林に覆われていて、浅間の山々には無い風情だ。山頂へは短い鎖場を過ぎて到着。360度の大展望だ。北アルプスの屏風。四阿、信州の山々、湯ノ丸、烏帽子、八ヶ岳、富士山・・・。しばらく山頂に滞在したい気分だが、今日は協議の結果、落沢の下見をあきらめ、3山全部登るので、早速下山にかかる。次は桟敷山だ。猿飛佐助の修行場と呼ばれる広い草原を抜け、一端車道に出、桟敷山登山口に着いた。小桟敷山もここから登れるようだ。少し登ると小桟敷の分岐があった。分岐からやや急な、道を登ること約45分で山頂の広い湿原地帯に出た。まずは山頂から。山頂には祠と標注があり、展望も四阿方面が開けていた。次の展望台は地蔵峠付近が俯瞰できるが、あまりぱっと下場所ではない。目的の三角点は山頂付近の分岐から、かすかな踏み跡を頼りに2級の藪を漕いで到着。伐採されていて解りやすい場所だ。普通なら2山のぼれば疲労もたまるが、今日は天気が良く湿度が低いので汗をかかないため、ほとんど疲れない。次の小桟敷に向かう。先ほどの分岐からは、この近辺の山では、あまり歩かれていないようで、少々藪っぽいが道は良い。山頂は結構広く展望も、籠ノ登から浅間山の稜線が展望できる、もうけものの山であった。6月にこんな良い天気に恵まれたのは始めてである。

 

※※※コースタイム※※※

駐車場9:35〜角間峠10:20 10:33〜角間山11:02 11:34〜角間峠11:52〜桟敷山分岐11:59〜車道分岐12:32〜桟敷山登山口12:47〜桟敷山13:31 13:43〜三角点14:03〜小桟敷分岐14:35〜小桟敷山15:09 15:22〜車道15:40〜駐車場15:57