登山報告 茨木山、浦倉山16192091mh  天候  晴   平成1953日(木)

 この時期の四阿山は残雪期で、茨木山までなら雪もないとの情報なので、予定通り茨木山に登ることにした。この山にした理由は近くにバラギ湖があり、湿原もあるので決定した。アプローチはGWの初日でもあり、渋滞を避けるため群馬八幡、二度上峠経由北軽井沢で約4時間と見た。バラギ湖の登山口は、離れていてわかりにくく入口には、吾妻山 茨木山登山口と書いてあった。駐車場があるとの話だが、無いので近くの路肩の広くなった所に止め、登山開始。遊歩道というだけあって、道は広く歩き安い道が続く。まもなく第一の沢に到着。立派な吊り橋がかかっている。さすが日本百名山の登山道である。勾配も緩やかな道をさらに登ると第二の沢、ここは丸太を組んだ橋が架かっていて、ここから少しきつい登りの始まりとなった。登山道は広く歩きやすい道は続く。高度を上げるにつれ、バラギ湖の俯瞰が出来た。視界が開けまもなく山頂に到着した。山頂はガイドやネットの情報から、展望もそれほど無いと期待していなかったが、そんなことはなく、360度の大展望が広がっていた。雪をまとった四阿山。白根や志賀の山々。噴煙をあげる雄大な浅間山。昼食をとりながらぐるりと展望を堪能した。これから先のルートを協議の結果、パルキャビンで浦倉山まで行き、雪が少なそうだったら谷地平経由で戻ってくるルートに決定した。そうと決まれば名残惜しいが、山頂を後にし下山にかかる。同じルートを下山は45分位で登山口に到着した。登山口から車でパルキャビンの駅に着いたが、動いているか心配なほど閑散としていた。この時期では無理もないだろう。山頂駅までは一気に約10分で到着。駅付近は一面の銀世界だ。浦倉山まで登れるか心配だったが、かすかなトレースを頼りに20分で浦倉山山頂に到着した。雪がしまっていたから登れたが、もう少し前だったら不可能であったろう。この時期は四阿山にゴンドラで登るのは不可能であろう。下山後はもう一つの楽しみの、バラギ湖の湿原散策をした。思いの外、座禅草がいっぱい咲いていた。もう一つの田代湖は周囲が完全に有刺鉄線で張り巡らされていて、散策などする事は出来なかった。

※※※コースタイム※※※

登山口11:00〜2つ目の沢11:32〜山頂12:05 12:43〜登山口13:25  山頂駅13:50〜浦倉山14:10 14:20〜山頂駅14:30