登山報告 高ジョッキ、丸岩1209mh ★★ 天候 晴れ   平成18114日(土)

 今月予定の蟻ヶ峰は、情報がもう少し集まり次第実行することにして、紅葉真っ盛りの吾妻で残っていた高ジョッキと丸岩に登ることにした。登山口となる須加尾峠は、何回か通ったが駐車スペースらしき物は無く、今回もスペース探しで若干時間がかかった。適当な所に車を置き峠に向かうと、高ジョッキ登山口とかかれた古ぼけた板がはってあった。尾根を一直線に登っていく。道はか細いが所々にテープがあり迷うことはない。勾配が緩やかになると分岐らしきあたりにテープがたくさんはってあった。ここは烏帽子岩の分岐のようだ。細かいアップダウンで岩場を乗り越えたり、巻いたりしたりで展望の良いところだ。振り返ると烏帽子岩から丸岩が圧巻である。あるガイドブックには烏帽子岩から丸岩まで一直線に登山道があるように書いてあるが、どう見ても烏帽子岩から丸岩までは行けそうもなさそうだ。垂直の崖が立ちはだかっている。巻道でもあるのだろうか・・・。木の根をつかみまもなく高ジョッキの山頂に着いた。山頂からは抜群の展望が広がっていた。時間が早いので昼食は丸岩でとることにし、来た道を戻る。分岐より烏帽子岩に向かうが、ほとんど歩かれていないようだ。藪がひどくこの先が不安である。ピークを一つ越え烏帽子岩に着いた。ここから丸岩めざし降りていくがとんでもない道である。そのうちどちらに行っても崖で身動きがとれなくなってしまった。このガイドブックは間違っている。仕方ないので分岐まで戻り、正規の登山口を探す。記憶では峠下600m地点に丸岩の登山口があるはずだ。高ジョッキ登山口の上からヘアピンカーブの車道歩きを避けるため、枝沢を降りていくと、青色の看板に丸岩登山口の表示がありその通りに進む。道はあまり良くないが、30分程で丸岩の山頂に到着した。山頂からの展望は無く、昔のガイドとはだいぶ様子が変わっているようだ。丸岩は下から見て迫力満点だが登ってみるとつまらない山であった。登っておもしろいのは高ジョッキである。時間があれば官峰もと思っていたが、崖で足止め食ったため次回に持ち越しだ。

※※※コースタイム※※※

須賀尾峠10:12〜高ジョッキ10:55 11:13〜分岐11:35〜烏帽子岩11:43 12:17〜登山口12:33〜丸岩13:01 13:23〜須賀尾峠13:49