登山報告  高田山1212mh ★   天候 曇りのち晴れ  平成16529日(土)

吾妻シリーズ第5弾は以前から計画していたが時期が悪かった・・・・・・。

遅めの出発で駒岩の公民館前に駐車したのは10時を少しまわっていた。登り2時間だし、たいした岩場もないことだしと甘い考えで出発した。が、登山口には今日の受難の予告となる看板とスプレーがおいてあった。文面は吸血性の山ヒルが生息していますので、10%食塩水のスプレーをズボンの裾などにスプレーして下さい・・云々。やはりこの山域にはヒルが生息しているようだ。しかし稲包山の時は大丈夫だったし、どうせ出たとしてもたいしたことはないだろうとタカをくくり念のためスプレーを充分にした。登り始めからきつい登りだ。今日の天気は曇りで蒸し暑い、汗がにじんできた。登山道に丸くて太い物体がうごめいていた今日一番のアオダイショウの出迎えである。きつい登りも1時間頑張ればと休み休み登る。ふと立ち止まり足下を見てびっくり。落ち葉の下で茶色の物体が無数にうごめいていた。山ヒルのお出迎えである。とうとう出現した。こんなに大量にいるところは山を20うん年山やっていて初めての経験である。一目散に大量発生している場所から逃げる。しばらくすると又スプレーがおいてある。やはりこの山は山ヒルの住みかで有るようだ。スプレーをもう一度充分にしみこませ、心配なのでスプレーを持ちながら登る。蒸し暑さの汗と冷や汗で全身びっしょりになった。下ばかり見て歩いてふと前方に目をやると今度はまむしが妙な音をたててこちらを威嚇してきた。まむしは相手が悪すぎる。迂回して刺激しないようにこちらが逃げた。やっとじめじめした場所を脱出。ここで一休みするが足下が気になってしょうがない。足下を見ると靴に何匹かくっついていたが、ここら辺にはもう居ないようだ。やっと大休止して水分の補給をする。獅子井戸を過ぎて程なく石尊山に到着。やっと展望の良い場所に出た。360°の展望であるが曇りのため遠くは望めないが、吾妻の山々上越国境の山々が望まれた。目指す高田山はここから30分アップダウンを繰り返して到着。周りを気にしながらの昼食だ。さすがに山頂まではヒルは居ないようである。展望は切り開きしてある方面が良いが先ほどの石尊山に比べるとあまりよく無い。天気が心配なので長居は無用と下山にかかるが、ヒルの大群の場所はとてもではないがもう一度通る気にはならないので反対側のわらび峠まで降りて、そこから四万温泉まで下りバスで駒岩の公民館まで戻った。

今回はアオダイショウに始まり、まむし、山ヒルとさんざんな目にあった。これで熊にでも出くわしたら当分山に来る気力が無くなるだろう。追伸:持ち歩いたスプレーは登山口に戻しておきました。

☆☆☆ コースタイム ☆☆☆

 駒岩公民館10:22〜獅子井戸11:22〜石尊山11:55 12:05〜高田山12:36 13:12〜わらび峠13:41〜四万温泉口バス停14:40-14:56駒岩バス停