登山報告 小野子山 1208mh ★ 天候 晴        平成131222日(土)

 

 23日に登る予定であったが急遽変更し、22日に登ることになったのだが、あまりにも急なため出発が大幅に遅れてしまった。この時期に小野子山は雪のためきついと思っていたがルート及びアプローチが短いと言うことで決行した。渋川伊香保インター付近の渋滞とワラビ峠からの林道の雪に手こずり、ノーマルタイヤで行ける限界まで入った。丁度車が前進不能となったところは登山口の直ぐ近くで指導標もあり運がいい。なんだかんだで登山開始は14:00になってしまった。指導標を左の道を行く。積雪は5cmというところか。この雪の状態で有れば相当な急坂でない限りアイゼンの必要は無いであろう。まもなく林道の終点に到着。小野子山登山口の標識があり、ここから急な松林の中を登っていく。踏み後はあり今日登った人がいるみたいである。まもなく道が二手に分かれた。左の急な所を強引に登って稜線上に到着。雪の状態は変わらず、岩場も無いのでアイゼンなしで歩ける。ピークをいくつか越え山頂と思ったところは前衛のピークで結構奥が深い山である。

最後のピークを越える頃には山頂付近にかかっていた雪雲がはれ、視界が開けてきた。北面を見渡せば樹林は霧氷で真っ白である。山頂に到着。誰かいるかと思ったが、さすがに冬のこの時期にこの山に登る人はいないようである。静かな山頂からは、今日時間が早ければ登っていたであろう十二ヶ岳や中の岳のピークが望まれた。眼下には渋川から先関東平野が一望である。来年近いうちに雪が解けたら早速登ろう。もう少しゆっくりと山頂に滞在していたかったが雪雲が近づいてきたので風も出てきた。登山口で昼食を済ませたので余裕はあったが、この時期日か落ちるのはとても早くすぐ暗くなってしまう。下山は来た道を戻るが積もっている雪がちょうどフリクションよくペースがあがる。林道に出て広いところで持っていたビニールの座布団をそりにして一気に滑り降りたがいまいち傾斜が緩くスピードが出なかった。今シーズン初めての雪山で短時間であったが楽しい忘年登山となった。

 

***コースタイム***

登山口14:00〜山頂15:20 15:35〜登山口16:21