登山報告  不納山 1291mh ★   天候 晴時々曇り  平成161120日(土)

 ヒルで有名な不納山も落葉の季節ではいないだろうということでワンチャンスのこの時期に登ることにした。駐車場は無いのでゆずりは荘の脇に止めさせてもらう。階段を登り神社の奥からジグザグの急坂を登っていく。約40分で水晶山の分岐に到着。不納山へは直進するが、この先道はよくないというより、殆ど獣道踏み跡の様である。所々にあるテープやペンキを目印に歩く。所々滑りながらの急坂を登りきると勾配が緩んできた。最初のピークで三角点がある。これから登る山頂までの稜線が木の間越しに望まれる。ピークを4つ程越すと目指す山頂だ。途中笹藪や倒木が有り、歩きにくいが視界が開けているので登れそうだ。

ガスがかかっていたり見通しが悪いとおそらくこの山は登れないであろう。天気も持ちそうだしヒルもいないが、やはり熊の心配があるので、この辺からラジオをガンガンに鳴らしながらの登山となった。途中一組のパーティーに出会った。この辺を登りに来るのはよっぽど物好きなのであろう。(私たちを含めて)・・・。たいした勾配ではないので、アップダウンも苦にならずに山頂に到着した。まさか無いとは思っていたが驚いたことに真新しい標識があった。この先のピークが一番高いので行ってみることにした。何も無く視界も開けない単なるピークであった。振り返れば新潟方面からの怪しい雲がそこまで来ている。雨が降りそうなのでゆっくり出来ないが、山頂まで戻り昼食とする。まもなく小雨がぱらついてきた。とりあえず写真と標識を設置し下山にかかる。下山は何度か迷いそうになったが赤ペンキに助けられ水晶山の分岐まで戻れた。ここから水晶山に寄り四万温泉に下るが、水晶山は水晶岩と言った方がぴったり来る、本当に水晶の固まりの岩であった。遊歩道とは名ばかりの悪い道を一気に下り温泉街に下った。久々のルートファインディングの山で満足の登山であった。

☆☆☆ コースタイム ☆☆☆

ゆずりは荘10:51〜分岐11:35〜山頂12:53〜最高地点13:00〜山頂出発13:36〜分岐14:21〜水晶山14:38〜水晶山入口15:19〜ゆずりは荘15:33