山報告 有笠山 888mh ★ 天候薄曇り         平成1751日(日)

 

 花粉の勢いもだいぶ収まり、新緑の、山に登るのには一番良い季節となった。吾妻シリーズは登る時期が、5月初めならばヒルはいないが熊の心配が有るが。このわずかな時期しかないので残っている有笠山に登ることにした。沢渡温泉をすぎ山荘の道に入ったとたんに眼前に特徴有る岩峰が飛び込んできた。標高は低いがなかなか手強そうな岩山だ。ガイドによると山頂直下に手強い鎖場があると言うことで時間は短そうだが緊張しそうな雰囲気だ。山荘は無人だったのでここに車を置き出発する。最初は西登山口を目指し林道を歩き程なく西登山口に到着。階段状のきつい登りが始まる。思っていたより明るい山でじめじめしていないのでヒルの心配はなさそうだ。最初の東屋の場所で一服。ここからジグザグの登りが続くが歩きやすいので心配ない。途中道の不鮮明な所があるが歩きやすい所を選んで尾根を目指す。一カ所鎖場があり足場の頼りが無く危ない所だ。まもなく分岐で少し登ったところに階段と20mの鎖場が連続するが注意すれば問題の無い場所だ。鎖場を過ぎれば道は平坦になり山頂が近いことを感じさせる。途中開けた場所があり昼食の場所にもってこいである。とりあえず山頂に行ってみることにする。山頂は新しい標識が立っているが、山名が書いていないこれは手落ちだと思う。そう思う人がいるみたいでちゃんと山名の書いた標識を別に建てている人がいた。山頂では記念撮影のみで少し戻り、展望の良いところで昼食とする。むせかえるような新緑の山はすがすがしい気分満点である。下山は東登山口方面に降りた。途中何ヶ所かクライミングの練習場がありたくさんのクライマーが取り付いていた。

 

☆☆☆ コースタイム ☆☆☆

 山荘前9:26〜分岐10:21〜山頂10:46 11:40〜分岐11:54〜東登山口12:08〜山荘前12:27