土地の境界が明確な永久境界杭・相隣関係者の立会・承諾書や越境工作物、建築物の覚書(念書等)、境界付近の写真や詳細図、数値による地積測量図を作ることに依る境界確定測量のメリットと、それを行わずに境界不明のまま、放って置いた場合のデメリット!!
○ メリット
@ 自己所有の土地の境界が、法律的・科学的・歴史的合理性が立証でき、安心して近所付き合いが出来る!!
A 土地に関する係争事件になった場合の有利性(法律的、合理的根拠となる原始資料がある)、従って損害賠償などの無用な費用支出が無くなる!!
B 塀、フェンス、用壁工事等の新設、改築工事の際に大変重要な原始資料となり、隣接地土地所有者との感情的摩擦が無くなる!!
C 隣接地の工作物、樹木の枝等の越境の確認に無くてはならないものであり、隣接地土地所有者との感情的摩擦が無くなる!!
D 土地売却、担保調査の際に必要用件となる!!
○ デメリット
@ 法務局(登記所)にある地図や図面及び土地・建物登記簿は書面での立証は出来るが、肝心な現地における土地、建物の範囲や形状は全く保証されていないことに注意をしなければならない!!
A 自己所有の土地の境界明示されておらず、境界立証資料が存在しないため、万一境界について係争になった場合、法律的・科学的・歴史的合理性が立証できず、安心して近所付き合いが出来ない!!
B もし裁判となった場合には裁判費用、弁護士費用、損害賠償費用などの思いがけない多額な費用支出が発生し、隣接地土地所有者との感情的凝りが何時までも残る!!
C 塀、フェンス、擁壁工事等の新設、改築工事の際に境界線が分からず、隣接土地所有者との感情的摩擦が争いの基になりかねない!!
D 隣接地の工作物、樹木の枝等の越境の確認が明確に出来ないので、隣接地土地所有者との感情的摩擦の基になりかねない!!
E 土地売却、担保調査の際に必要な境界杭や確認書等が無いため、土地境界確定測量が必要となる!!・・・しかし土地境界確定測量には相当の時間と費用が必要となり、隣接地との立会も困難になる場合が多い。
例えば隣接地所有者が死亡されている場合、その相続人が立ち会い確認をすることとなる。
しかも、その相続人立会人が多数となったり、海外在籍者も考えられ、非常に煩雑となり、従って測量費用が膨大になることがしばしば発生する)
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