第3弾 デンバー〜サンフランシスコ
2000年8月5日〜8月15日
【その12】 CO州アスペン→CO州マルーンベルズ→CO州グランドジャンクション
| ■Aug 7 2000(mon)晴れのち曇り夕方に夕立 BMW談義 プチホテルというだけあって、 ロビー兼リビングで、コーヒーとベーグルなど簡単な朝食が用意されていた。そこでは他の宿泊客とも顔を合わし、「モーニン!」(「グッドモーニング」とは聞えない)などと朝の挨拶を交わす。一人の中年男性が私達に話しかけてきた。「外に停めてるBMWのバイクはあなた方のですか?」そこれから会話が始まった。彼はBMWの車(83年式、633CSi)に17年間乗っているという。オジサンとタナオはしばし車談義となった。ロサンゼルスからやってきており奥さんのお母さんに会いに来た事など色々と楽しく語ってくれたが、その場に奥さんはいなかった。どうせなら一緒に写真を撮ろうと言う事になり、それぞれの愛車の前で記念撮影する事になった。そこで奥さんが登場(写真上:633Csiの前で)。が、一目見てビックリ仰天!金髪美人で、どうみても30歳ソコソコにしか見えない。お嬢サンと紹介されても疑わないだろう。ナオタンとしては二人の何やらありげな間柄が気になって仕方なかった。「あのオジサンは、ひょっとしたら大金持ちで、あんなに若くて美人の奥さんなんだろうか・・・?」ホント色々な人と出会うなぁ。その後、この老若カップルは颯爽と車に乗り込み、オジサンは「この車がクラッシックカーと呼ばれるまで乗り続けるよ〜」と言い、エンジンをかけた。が、すでにクラッチはイカれてるようで、「じゃぁ!」「ギギギ・・・」「ほいじゃ!」「ギギ・・・」。見送る私達とオジサン達との間に妙な間ができてしまった。何度目かでやっとエンジンがかかり今度は本当に出発して行った。「お気をつけて〜〜〜(人も車も〜〜〜)」マルーンレイク そうこうしている間に時間は10時前になっていた。 バイクでマルーンレイクへと向かう。しかしゲートがあり、そこからは一般車立ち入り禁止だとか。自然保護の為に車の数を制限しているようだ。(朝8:30までは入場可)やむを得ず、再び宿に戻りバイクを置いて、シャトルバスで向かった。運転手さんがガイドを兼ねており、途中の山々の説明などが聞けた。15分ほど山に入ったところで、終点。バスを降りると目の前にはマルーンレイクにその姿を映す残雪のマルーンベルス(マルーンピーク:14,156ftとノースマルーンピーク:14,014ft)が現れた。ここにも上高地があった。(またか!) 息を呑む美しさとはこの事を言うのだろう(写真上:マルーンベルズ)。山肌にある無数の斜めの筋は、上高地的というよりはヨーロッパのアルプス的。しかもそこは人も少なく、ホテルや土産物屋といったものは一切無い。しかし、バス停のすぐそばでこんなモンが見えてしまっては有り難味がない。やっぱ、何時間か歩いて苦労した後に「バーッン!」と見えてこそ、感動っていうモノがあるんだと思うんだけど・・・。と贅沢な事を言ったりして。マルーンレイクには、多くのビーバーが生息しており、ビーバーの家がいくつかあった。近くの川には、ビーバーが木を切り倒して川を堰きとめて作った「ビーバーポンド」も見られた。クレーターレイク 当初の予定には無かったのだが、地図見るとこの先に「クレターレイク」がある事を発見。 せっかくだから、見て行きたくなり早速ハイキングをはじめた。しかし、ナオタンは昨日痛めた左足首が痛む。山道には岩がゴロゴロしており、高低差もあり想像以上にきつかった。標高(3,000m)が高いせいもあって、少し歩くと息苦しく、思う様に進めなかった。そんな中、30分ほど歩いていると、森の中から「ミューウ」と甲高い鳴き声がしてくる。パイカ(PIKA:鳴きうさぎ)だ!声をひそめてじっとしていると彼らは顔を出してくる。手の平に乗るほどの大きさで顔や身体つきはウサギ。写真を撮るのに夢中になりしばし疲れを忘れる。さらに1時間ほど歩いてやっとこクレーターレイクに着いた。クレーターレイクはマルーンベルズのふもとにある湖で、ここから見るマルーンベルズは大迫力(写真左上:クレーターレイク)。本当に苦労して来た甲斐があった。(コレ、コレ。やっぱ、この苦労があってこその感動!)山を見ながら宿からもらってきたリンゴを二人でかじる。ぅんまい!自然の中で食べるのってホント格別。登りは1時間半かかったが帰りは50分で下山。昨日痛めた左足も、あまり気にならなくなってきた。再びバスに乗ってアスペンへ戻る。と、今まですごくいいお天気だったのが、急に曇りだしたかと思うと突然の夕立。雨宿りと昼食を兼ねて、マクドへ入る。ほんの15分ほどで雨は止んだ。バイクでアスペンを後にする。山を降りると土地は砂漠的風景となる。ただしコロラド川沿いには緑地。水の重要さがわかる。今日はコロラド州の西の端にある、グランドジャンクションという街で宿を探す。今宵の宿はおなじみコンフォートイン。夕飯は向かいのビレッジイン(というレストラン)。夜の8時半を過ぎているというのに気温は華氏92度(摂氏33℃)。ロッキー山脈の爽やかな気候が遠い昔に思われた。天気予報ではあすは100度(38℃)を越えるとのこと。これから再び灼熱地獄の日々・・・。
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