サラリーマン時代
社会人のスタートは昭和30年代でまだ日本経済も混沌として経済も安定しておらず就職してまもなく給料遅配は普通で就職できただけでもよかった時代であった。
日本産業の発展はこれからで会社の機械設備もアメリカの中古払い下げで一時稼動していたが、日本経済も朝鮮戦争での特需産業により景気がある程度潤い始める。
京浜工業地帯では今では考えられないほどの石油コンビナート・製鉄所等からの立ち上がる煤煙で近隣住宅地では洗濯物も短時間で色が変わるほどの環境でその結果喘息患者が増加する結果となるが経済は発展を遂げる。
会社では社員増員で学卒採用で全国の学校訪問や集団就職での受け入れと若年労働者の社員教育・育成に注がれる、その後日本の技術向上による東南アジア、中近東の海外企業への進出や技術者派遣が増加傾向となり一層若年者の教育指導に力が入る。
いつの時代も若年労働者の教育と後継者育成が継続的に行われることにより企業の存続され、これまでにその一翼を担ってきたものであります。

サラリーマンでの海外旅行
42年間は「サラリーマンは気楽な稼業と来たもんだ」で過ごし、これも楽しい職場と社員旅行では国内はもとより海外旅行は中国・グアム・ハワイ・オーストラリアそして費用は個人負担なしの豪華と言うかデラックスな海外旅行であった。

中国
万里の長城






ハワイ
ダイアモンドヘッドを望む








オーストラリア(ケアンズ)
キュランダ鉄道










パソコン研修
パソコン操作に関してはパソコンが普及する前の8インチフロッピィーのワープロから手がけてきたことから、パソコンインストラクターの研修を受講することができた。
 この目的は、中小企業の会員の企業に対して、パソコンの初心者に入門的な操作指導をすることが目的で、専門のインストラクターとは違い簡単なWord,Excelを教える程度のものです。
教える立場となりますと自分では理解できても相手に対してはどの程度理解できるかが問題です。
地域企業の初心者対象の研修会を行うも受講者も普段パソコンに触れていない人たちでまた、年齢的にも中高年令者で講習ペースも落として充分時間を取りながら行いそのために受講者からも好評でありました。
人を教えるということは本当に全員の方が理解できたのか、疑問の点がありましたが大半の方がある程度は理解できたようであり「ほっと」したところであります。


高齢者の就職活動
65歳を過ぎるとまずは書類選考で不採用が当たり前あることを認識してあきらめずに応募することからはじめることです。
60代後半まで第一線で会社勤務して規定で退職となった後もまだ自分自身が体力と気力があり再就職する意欲があれば積極的に就職活動する必要があるのではないか
退職後も再就職に向けて職安・人材銀行・web等の就職関係各機関の情報を常に確認して自分の貢献できる職種を選択しては、こつこつと地道に会社と連絡して応募可能かを確認してやっと年末に採用決定となる。
これもNHKが平成20年に放送された「フルスイング」の元プロ野球の「高畑コーチ」を基にしたフィクションで、コーチ業から高校の教師に転職したが1年でがんの病で急死するが、卒業生を送る言葉として「気力を失うな、気力=あきらめない」である。とのシーンで、まさに今回の65歳以上の高齢者の仕事探しはあきらめずに就職活動した結果であったと考える。
いつ採用されるか不明であるが、体力維持にはスポーツジム通いとウォーキング、趣味としてカメラ片手に郊外散策などで自分自身の意欲を向上させていくが必要ではないでしょうか
’09年もまだ景気回復が見られない不透明な時代でありますが、何事にもあきらめずに行動することではないでしょうか、これから就職活動する方はあせらずに!