中原街道
4日目(20.1.22)中山ー桜ヶ丘 10.5km
今日も気温8度の中を中山から桜ヶ丘へ向かうが、ここのところ最低気温が続き路上を歩く人も少なく人とすれ違うのも自転車かバス停で待つ人ぐらいである。
整備された中原街道は4車線の交通量も多く、渋滞はないが往来は頻繁で車両の風が顔に冷たく当たるのと騒音が激しいものである。
ただひたすら路上を昔の面影のあるものを探しながら歩き、ひっそりと佇む道祖神(都岡)やまだ新しい花が供えられた地神塔と道標(二ツ橋)を見る。

道祖神 道 標 地神塔

3日目(20.1.15)新丸子ー中山 16.5km
気温8℃で北風を背に受けながら新丸子から武蔵中原までは昔の街道らしく直角に曲がった道や小杉御殿の地名が残っているように旧家もある。
千年の近くに国の指定「影向寺」があることを思い立ち寄る、境内は手入れはされていますが、巨木も冬の枯れ木で花もなくひっそりとしている。
横浜に入ると都市計画でニュータウンや道路も拡張工事で街道としての面影はなくなりつつあるが、唯一の街道としての面影は道端に「馬頭観音」「お地蔵さん」が静かに佇む姿を見ると昔の旅人の安全を願ったことを感じる。

影向寺 関家

2日目(20.1.6)五反田ー新丸子 8.2km
まだ年始休暇の日曜日であるためか自動車の通行量は少なく歩きやすい、途中には高札場の跡地の碑を発見することができたり、洗足池ではその地名が「日蓮上人」が足を洗ったことからその地名となったなど、また、勝海舟夫婦の墓地があることも知ることができた。
田園調布では「桜坂」の地名があり、歌手福山雅治の作詞の基となっている場所でもあります。そんなことをぶらぶら歩きながら雑学を知ることができた。

道標 桜坂

1日目(20.1.3)虎ノ門ー五反田 6km
箱根駅伝が終わり人通りも一段落して虎ノ門交差点に向かう、普段の交通量は車、車の都心のイメージを想像するが、まだ正月の3日で車の通行は都心とは考えられないほどの赤信号では1.2台が止まるだけである。
閑散としてた桜田通りを五反田を目指して進むが、神社仏閣では初詣の人が行き交い破魔矢を買い求めたりしている。
冬空は晴れて澄渡り、神谷町から望む東京タワーは昨年に化粧直しも終わり青空にくっきりと浮かび上がっている。
慶応大学を過ぎてから藍坂の高輪方面へ向かう、大石良夫の自刃跡の碑を横目で見ながら五反田駅に着く

虎ノ門交差点 閑散とした道路 神谷町付近