台 北 の 旅

<05年2月17日(木)〜20日(日)>

  このところ毎年三箇日がおわり 息子達の家族がそれぞれの家に帰ってから旅行をしていたが 
今年は待望の
中部国際空港が2月17日に開港するので 開港の日に出発しようと以前から思っていた 
四日間より旅行期間がとれないので 行き先は台湾 
旅行の目的を 
美味いもの食いと陶器の街<鴬歌>とレトロの街<九分>訪問とした

名鉄の新型特急ミュースカイ
神宮前からノンストップで22分

開港日の旅行なので予約が難しいと思い NOEスカイツアーにいろいろ依頼した
2月6日の大見学会で空港へ行ったときに乗った名鉄の新型特急のミュースカイが
快適だったので 出発の日もと思い一週間前にミューチケットを予約しようといたら
最後の2枚とのこと 当日の大賑わいを予感した
空港までは家からタクシーで5分 神宮前駅からノンストップ特急ミュースカイで
22分で空港到着
ホームにも暖房があり快適 そこが空港の2階 そこにカートもありバッグを載せで
緩いスロープをエスカレーターで進むとそこが3階の出発フロアー 右が国内線 左が国際線
すごい混雑振りだが係員は笑顔を絶やさず応対していたのが印象的だった

初就航のJAA台北行 
一番機に搭乗
初就航の記念の品
裏に就航記念と彫ってある

初就航の10時発JAA日本アジア航空の
一番機 B767機で定刻出発 快晴

台湾 台北中正国際空港まで3時間20分
前日の16日の最高気温が30度だったが
到着時の気温は9度
今回の旅行はガイド付き 劉という人
この人は日本に数年滞在したことのある人

さっそく免税店へ ついで宮廷料理で有名な
<京兆伊>
で宮廷デザートを食する

知多半島上空

この国はスクーターが多い ベトナムのバイクの数と良い勝負だがみんなバックミラーは
付いているしヘルメットもきとちんと被っている タクシーは沢山走っている 車体は黄色
に塗られている ニューヨークのイエローキャブという感じ
車も小型車中心に多く 所々で渋滞する 
昨年秋に完成した
台北の新しいランドマーク 高さ508メートル 101階 世界一の高層ビル 台北101 台北国際金融大楼この辺りは道路も広く 数多くのショッピングセンターやグランドハイアットなどの外資系ホテルが立ち並び大人の雰囲気

高さ508b 101階
世界一の高層ビル
98階にある展望台からの眺め


 

  夕食は日本にも支店のある
 世界的な小龍包の店(ガイドブック)
鼎泰豊
 小龍包を食べる 店の前に長い行列ができていた

永康街にある
鼎泰豊の小龍包



 今回の旅のホテルは
台北駅前に建つ  
<シーザーパークホテル>
  (旧ヒルトン)





 次の日 4時に外を見たら雨は上っている様子 6時にホテルを出る Tシャツの上にウインドウブレーカー
これでちょうど良い 気温は10度くらいの感じ 10分ほど行ったら 右に台大医学部と228記念公園 
左に大中至正 (何事も中庸が正しいの意)と書いた大きな門が見えてきた
この正門を入ると 左に朱色の巨大な国家戯劇院=国立劇場 右にこれも朱色の国家音楽庁=国立コンサートホールある

忠烈祠の衛兵 国宝中の国宝
翡翠でできたの白才
故宮博物館

正面に高さ77メートルの中正記念堂が聳える
昼間はいっぱいの人でにぎわっているが この時間には体操をしている人がわずかにいるだけ
6時半から兵士による国旗掲揚が行われていた 堂の周りを一周して一時間で部屋に帰る
日の出は6時半 7時15分から朝食 7時半ごろから混んで来た
8時20分に大型バスに乗って 市内の観光に出発 色々なホテルの人20人ぐらいと一緒
医学の神を祀る保安宮へ善男善女でよく賑わっている あまりガイドの説明を聞かず
写真ばかり撮っていた
孔子廟では学業成就のご利益に 受験生らしき人たちが真剣に祈っていた
次に行ったウーロン茶店ては美味しいウーロン茶の飲み方講座 
後でお茶売るのだが これは催眠商法に罹ったみたいに真剣に話を聞き 
高いお茶を買っていた ここでは一時間以上かけた 買わなかったら睨まれた
車窓か戦前日本が建てた総統府を車窓から見る 日本が建てた建物は東の方を向いている
朝行った中正記念堂へ 敷地の面積は70万坪と広大 人も多い 昼食は飲茶 
次に辛亥革命や抗日戦争で殉じた英霊を祀る忠烈祠へ 英霊を守る衛兵の交替儀式を見た 大人気だった
中国5000年の歴史を彩る文物が展示してある故宮博物館 もともと北京の紫禁城に収蔵されていたが
近代中国の度重なる戦乱を避け台北へ移された 70万点のうち常時2万点が展示されている 
夕食は欣葉で台湾料理を食べる ここは化学調味料を使わない味付けで有名 日本にも支店があるようだ
その後 士林の夜市へ アジアの街には夜市多いが ここは電燈が明るく清潔感がある
 
今日 台北に低温特報が出た 今朝の最低気温が5度 16日の最高気温が30度 北部の独家の人が5人凍え死んだと
TVが報じていた
今回の旅にTシャツと短パンを用意してきたが使えないので残念
朝6時 暗い中をTシャツの上にウインドウブレーカーそれにランパンでランにでる 寒い 台北駅の気温計は8度と表示している
中正記念館から 総統府・228記念公園と周ってきた この辺りは路面も良く走りやすい
朝食は7時からゆっくり食べた

九フンの雨に
    濡れる石畳
千と千尋の神隠し
    の舞台に似ている

 今日は楽しみの一つの九フンへ 雨が降り続く バスで40分ほど行くと山道になる 
九フンのちょっと手前から路線バスにら乗り換え5分で到着
これは現地に駐車するスペースが無いためのようだ
目的地は山沿いにあった 古い民家や土産物屋が軒を連ねる石段の街 1989年この町を
舞台ににした映画 非情城市が映画祭でグランプリを獲得して以来 フアンが増えたようだ
カメラは 雨天で暗いしストロボは使いたくないので感度400〜800にセットした
昼食は台北市内へ帰り いろいろなガイドブックに載っている好記担琥仔麺
看板メニューの坦々麺を食べる
食事後台北駅前で解散になったので MRTで6区の市政府駅へ この辺りは道路も広く 
政府の建物やグランドハイアットなど外資系のホテルも多い
その中心が 世界一の高層ビル台北101がある 1階から4階が商業施設 
コーヒーでもも飲んでいっぷくしょうかと思ったが どこも満席 やっと空席を見つけ休んだ
今日は土曜日 午後から人出が多くなってきた 特に今夕は燈祭で広い道路を
歩行者天国にしたりして大賑わい
夕食は復興南路の新しいビルの中にある上海湯包館で点心2種・炒飯・魚料理・肉料理それにビール2本
食べきれないくらいの量 これで二人で4700円くらい タクシーで帰ったが 黄色に塗られたメーターつきの
黄色のタクシーがいくらでも走っている 空車が多い

ピカピカで新しい
      上海湯包館

 今日は 台北の南陶器の街<鶯歌(インクォー)> 又雨 日本でネット天気予報は知っていたがよく当たっているの

 午前9時半 雨の鶯歌
      閑散としている

 日曜日の朝 殆んど人が居ないし店も一割ぐらいより開店していない
ここは陶磁器発祥の地200mほどの石畳の道路の両側に100以上の陶芸店が
軒を連ねる
店のはしごをしているうちにだんだん人が多くなってきて 多くの店も開きだした
ちょっと良い香炉を買った
ここは台北市内よりだいぶ安く 好い物が買えるのが魅力
また次の機会にゆっくり散策したいところだ
空港で軽い昼食を済ませ 帰りのEG284便日本アジア航空B767機内へ 帰りも満席
シバスのロックをオーダーし 機内ランチを食べる いつも思うのだが もうほんのチョッと
予算を増やせばもう少し美味く食べられると思うのだが・・
そのあと オーディオは聴かず 新聞を2紙読んで過ごした
復路は偏西風に乗り 最高速度1080k 2時間30分でと中部国際空港到着 バッグはすぐ出てきた
税関チェックの後 300bはある長い動く歩道を経て入国
出国の時もすこ゜かったが 帰りも空港内のすごい混雑にもびっくり
4階のレストランで食事をしようと思ったが とても近づくことができないので諦め 名鉄のミュースカイで帰る