2001.09.05
変な話なのですが匂いだとか香りで昔の事が思い出される事、ありませんか。
例えば、香水の香りで其れをつけていた人の事が記憶に蘇るとか、
バキュームカーの匂いで子供の頃、肥溜めに落ちた(落ちてません。)事を思い出すとか、
或いは焦げた醤油の匂いで祭りの夜店を思い出すなど、
ある特定の香り、匂いに反応してしまうこと、私はよくあるのですが。
また、匂いで何かをしたくなることもあります。
トラックの排気の匂いで釣り船に乗りたくなります。
台風の時風向きによっては潮の香りが内陸にまで来ることがあります。
そんな時も釣り船に乗りたくなります。(乗れません。)
他人の煙草の香りで自分も煙草を吸いたくなります。
まあ、こういった事はなぜそういった関連付けがなされているのか自らの記憶から説明がつくのですが、
理由がはっきり分からないものもあります。
川や湖沼の匂いでなんとなく不安になるのがそれです。
これは私が内水面での釣りをあまり好まない理由の一つでもあるのですが、
この匂いがすると、なにか近付きたくない気持ちになります。
ただ不思議なことに、川の上流部だとか河口部の匂いのしない所では平気なんですね。
やはり匂いがポイントと言うことでしょうか。
記憶には無いのですが、まだほんの小さな子供の頃、どぶに嵌ったことがあると聞きます。
その事がトラウマに為っているのかもしれません。
或いは太古の昔、寄生虫と闘った記憶がよみがえるのかも。
匂いに対しての感受性で考えると、嗅覚の鈍いヒトでこうなのですから、
イヌなどはいったいどういう世界に生きているのでしょうか。
興味のあるところです。
では、今日はこのへんで。