回顧録

ケミコン大爆発 2002.03.06

 せんだって、久しぶりに初代PCイカ1999を動かしたのですが、
一寸びっくりな出来事が。
 スイッチを入れ、ガガガガガッガッというハードディスクの音を聞きながら、
(何分にも古い物ですから盛大に音がします。それに比べ今のHDDの静かなこと。2年ほどしか違わないのですが。)
OSの起動を待ち、さて操作に移ろうとした時の事。
ポンッ
突然PC後部から音がしました。
同時に煙りもユラユラと立ちのぼります。
PCの電源も落ちました。
一寸あわてましたが、速攻でコンセントを抜きました。
すぐケースを開け、損傷箇所をチェックします。
「ポンッ」という音から、電解コンデンサ(ケミコン)が飛んだと思われます。
(電流ショートの時はパチン或いはパンという音ですし、独特の匂いがしますので)
故にケミコンが一番集まっている所、電源ユニットから調べました。
電源ユニットをはずし、ふたを開けました。

案の定、ケミコンが飛んでいます。

電源ユニットの中にはすっ飛んだケミコンの"殻"がころがっていました。 取り出して見ると、ホントに見事に"殻"だけ。

中身はどうしたかと言えば、バラバラになりながらも基板にへばり付いていました。  さて、電解コンデンサが飛んだ理由ですが、何だったんでしょうか。 ケミコンは、逆接や過電圧で飛びますが、特に何をしたわけでもありません。 とすると、寿命ですかね。 でも、2年位で寿命というのも・・・・・・。    電源の壊れたイカ1999ですが、T2001を建造した時の余りの電源ユニットを付け、無事復活。 心配していた、突然の電源断によるHDDの損傷もなく元気に動いています。

 
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